国が導入しようとしている、返済の必要がない「給付型奨学金」。
日本は資源が無いから人が財産なのに、若者にお金をかけられない国は必ず衰退していく。
向学心に燃え、将来の日本を支える高いポテンシャルを持った子供が、
経済的な理由だけで進学を断念するようなことがあっては、国家存亡の危機といってよい。
そのような子供たちに、レベルの高い教育を受けさせる機会を与えることは、
将来、間違いなく日本の国益になり、国民に幸福をもたらすことになるのだから、
十分な税金を投入する価値がある。
財源不足と言うなら、社会保険や介護保険と同じように天引きで
「奨学保険」みたいなのを設けてはいかがなものか。
傷病の保障や、介護が必要な時のための保障があるように、
優秀な子供に進学の機会を与えるための、何らかの社会的な保障があってもいいと思う。
国は早急に「給付型奨学金」制度を進めてほしい。