でも、興味深いのは、当時の誰も「自分が2群から来たか、1群から来たか」なんて
話はしていなかった。知る限り。旭丘の3群との差は激しかったけど、千種の
1群と2群の差はわずかで、1群から東大に行った奴もまあまあ居た。
そのあたりの整理も本当はして欲しい。

各大学における、千種の実績ー旭丘の実績が、1群の実績の50%になるのだろうか。

どうして今頃そんなことが気になるかというと、一つは東海との差別化。
先日の東大前事件を起こした子でもわかるように、東海のAとBの差別は酷い。
千種ではそんな差別はなかったと断言できる。だって自分以外の誰がどっちの
群から来たかなんて知らんし(出身中学が同じ子については知ってたが)。

もう一つは、首都圏や関西圏で日程を変更して進学する学校がままあるが、
受験時点での差がそのまま大学進学実績の差になっているのかを知りたい、ということ。
普通の学校は東海みたいに露骨に差別しない。その場合、「地頭」の差が3年なり
6年なりで保存されるのかどうか。