ニ華中を受けた子達がそのまま勉強熱心だと仮定して、ニ華中の受験人数を考えると、二高を受ける層のかなりの部分が小学校の時にニ華中生に負けた層なのだろう。

郡部の優秀層は知らないが市内の子なら、皆四谷に通って成績を争った子達。普通に考えたら、小学校の時に悔しい想いをした子達に高校でまた会いたくないだろう。

だが、ここで強調したいのは、負けたまま二高に行けば、本当にリベンジになるのか?という点。おそらく小学校時の負けた意識はかなり尾をひくのではないか? そのまま二高に行けば、負けた意識はそのままになる可能性が高い。

リベンジし、真に争う気ならニ華高に入って、もう一度ニ華中生と争うメンタルの強さを持つべきだろう。

ニ華の併設の意味は、本来は二度目の機会により敗者にメンタルの強さを備えてもう一度チャレンジして欲しいという設立側の意識の表れ。その意識を本来はニ華の先生が強調すべきだが、そのような噂が聞こえてこないのは残念だ。