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はるか昔のこと、中学受験して県内一番の私立進学校に入学した。
小学6年まで習い事というのをしたことがなくて、算盤や習字の仲間みたいなものだろうと勘違いし、
好奇心だけで塾に通うことにして、1年間必死に受験勉強して、運よく合格した。

大学生の頃に一般の塾のアルバイトをしてわかったことだが、自分が行った私立中学校の教育は公立中学校とは全く異なっていた。

百人一首から始まって、日本国憲法、長恨歌の全文記憶。特殊相対性理論の導入式、動植物の分類学、
神社仏閣の建築様式や仏像の種類と見分け方、大学初年度レベルの統計学・微積分など、
中学生としては消化しきれないながらも追いかけて行った。

中学受験をして入学した学校には、「良い大学」に入るためだけではなく、その後の学問の素養を作ってもらったと思う。
また、同級生のつながりも財産になっている。特に医者になった友人には家族の病気の早期発見などで本当にお世話になった。