先日、天理教人と話していると世間様(せけんさま)という言葉が
多く使用されることに気づいた。

世間様とは字の通り、世間の人々ということ。

その言葉は世間の人と天理教の人という無意識的境界線なくして成り立たない。

話は知り合い(世間の人)の不倫という下世話な内容だった。
それに対して天理教人が繰り返す「あの方は世間様だからな・・・」という説明には
全く同意できなかった。
「あの方は世間様だから(不倫をするものだ)」という説明は、
何も説明していないばかりか
「私たちは粗悪な世間一般とは違い、高貴な天理教人だから」
という自己優越的ニュアンスが漂っていた。