67102いやしくも天理大学付属の研究機関であるならば、
その機関誌に学問の基本的条件を知らない所長の巻頭言を毎号掲載して恥じないの
だろうか。教外の研究機関にも送付しているとすれば、
黙認している教内の常識を疑われても仕方ないだろう。
この巻頭言の筆者は、アメリカで長年生活していたことが自慢かも知れないが、
それならアメリカ人の合理性や民主性から何も学ばなかったのだろうか。
とにかく客観的なデータもなく、社会的原因を一切追究せずに、
すべての問題を個人的レベルに還元して自己満足しているとしか思えない。
教内でも。心ある人々からの共通した批判を私は耳にしている。
啓発委員会の委員からも、6月号の差別的文言に対して大学の学長へ抗議したと
聞いたが、
うやむやになっているようだ。