うつ病が今よりもっと酷くて、ほとんど統合失調症の一歩手前みたいになっていた時期は、
自分が何か緊張で変なことをしてしまい、それを見ていた周囲の女の人とかが、
「なにあれー!」みたいになって、
「ねえなんでそういうことするのぉぉお?!」みたいになるみたいな不安と予期妄想や、
自分が、「〇〇だ」と言ったり思ったりするだけで、反射的に、動機づけだけで「〇〇じゃない!」と怒られるみたいな意識を、
常に想像してしまう感覚があったりした。

実家にいた頃に、毒親のポンポン意識とポンポン思考とポンポン喋りに、
まだ折り合いをつけようとしていて、
過去の記憶の精査とかをやっていたときに、
たぶん、また例によって、ちょっとづつ話をずらされて、そういう話になっていたのだと思われるので、
なんでそんな話になったのかは思い出せないのだが、
毎日毎日、何十回も、たくさんの人に、うちの子が本当にすみませんって頭下げて謝ったんだよ!
みたいなことを言われて、なんかいい話みたいな感じに持っていかれそうになってしまいそうになっていたのだが、

そのとき、ふと思い出したことがあって、
うちの母親みたいに、陽気できっぷのいいフリをしている、サバサバしてるフリをしている、境界知能と自己愛性人格障害のポンポンの母親じゃなくて、
真の、本物の、本当に陽気で、きっぷがよくて、頭もよくて、容姿も気の強い感じの美人で、達観・超越的な素敵なお母さんが、
同級生の誰のママというのは忘れたが、そういう素敵なママさんがいて、
そのママさんが、何かで学校に来ていたときにニコニコしながら俺に近寄ってきて、
「私、そんな、謝れ!みたいなことは言ってないんだけどw(なんのことについてなのかもわからないw」とか言ってきて、
なんか以心伝心してほっこりした、という記憶が蘇ってきて、
その場では毒親に話を合わせたけど、
なんかいい話みたいな感じにずらされてかぶせられてしまってわけがわからなくされてしまうみたいなことに抵抗することができた。
あの、素敵なママさんのおかげで、本当に心が洗われて救われた。