>>964
ドイツ連邦共和国に、第二次世界戦争の賠償義務は有りません。

日本国との平和条約
第八条 (a)日本国は、連合国が千九百三十九年九月一日に開始された戦争状態を終了するために現に締結し又は今後締結するすべての条約及び連合国が平和の回復のため又はこれに関連して行う他の取極の完全な効力を承認する。…

日本が連合国の諸国Allied Powersに与えた包括的承認により、第二次世界戦争の結果として、ドイツ国は消滅して米英仏ソが旧ドイツ国領に対する主権を得ている事に成りました。

英仏側旧ドイツ国民収容所餓死者80万人、ソ連領内で捕虜と成った旧ドイツ国民生還率5%、全旧ドイツ国民女性の八割が受けた暴行被害、ニュルンベルク裁判や裁判の結果としての旧ドイツ国民の処分等々、全て米英仏ソが主権を得ている旧ドイツ国領の附属資源に対する合法な主権の行使と言う事に成りました。(極東軍事裁判は停戦条件の下で行われた対日戦争行為です)

米英仏ソは、旧ドイツ国領の一部をポーランド等の周辺国に割譲し、残部に対する主権に基づき、東西のドイツの政府を国家の政府の扱いとしました。
米英仏ソが、ドイツ最終規定条約により、西のドイツ連邦共和国政府に東を吸収さたのが今のドイツ連邦共和国です。

講和を求める日独を、国連United Nations加盟国が国家消滅させるのは国連憲章に反するので、国連憲章は第二次世界戦争の結果(途中結果)ではないとし、第二次世界戦争以降の世界の秩序と成り最高法と成る第二次世界戦争の結果は国連憲章より上位であると当然の法秩序を認めているのが敵国条項憲章第107条です。

アメリカは、日本も国家消滅させてアメリカの援助で戦争出来てた英ソ中仏と横並びに成るより、戦争を終決させる決定権を有していて行使する日米の合意により、最後の戦争とする世界戦争の結果を決定する方がお得かもと感じ始めていました。