人を恨み続けていたら幼少の頃の友人を思い出す話
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人を恨み続けていたら、幼少の頃の友人を思い出した話 3年位前から体験したことを書こうと思う
あまり、おもしろくないかもしれないが
スレ立て初めてだからなんか変だったらすまん うちの家系はとくに曰くとかなく普通
霊感持っている奴の話も聞いたことはない
幽霊の存在は信じてはいるが、俺も同じように霊感なんかもっていない
だけど一つ他の人より不思議なことはあったと思う
小さいころから、俺はよく正夢や繰り返しの夢、連続する夢を見る人間だった。
何人かの友達に聞いても、そんな夢を見る回数が多めだと思う
正夢といっても、くだらない日常の夢が一言一句正確に起こる夢なので特にドラマチックなことなどない。 例えば、テストを返却されて国語が46点で「うわー、まじかよ」って思ったら、隣の女子は100点で、「私国語は得意なんだよね」って言ってるシーンとかである。
(理科や算数は俺のほうが得意だったから、「俺、算数とかは得意だ。国語はわかんねー」って張り合ってた?記憶もある) あとはよくある穴に落ちていく夢を連続して見たりとかである。 3年前、ちょうどコロナの感染が拡大し、不要不急の外出をみんなが控えるようになったころだった。
そのころ、仕事場で人間関係がなかなかうまくいかず、また友人関係でも大きな軋轢を抱えて、身辺がボロボロだったときだった。
全てが上手くいかずやけくそになり、いつも朝起きるだけでイライラしているようになっていたわけだが、ちょうどそのタイミングでコロナという一大パンデミックでリモート勤務になった。 職場で嫌いな奴に顔を合わせなくなるのはよかったが、精神的にはボロボロで外にも出づらい状況、さらに友人関係もドロドロなのがさらに追い打ちをかけた。
いつも何か別のことを考えたり作業していないとふつふつと怒りがこみあげてきて、ムカついている奴に死ねって思い続けた そんなことが続いたある日、休日だが外出自粛でどこにも行きづらく家で昼寝をしているときだった。
不思議な夢を見た。
小学生のときの自分の夢だった。
ある女の子と図書館の書架の裏でこそこそ話している夢だった。
肩をくっつけあいながら楽しく話していた。
髪を後ろに束ねて出たおでこがかわいらしい女の子。
美少女ってほどではないし、外見は普通の女の子だけど、少しドキドキしていた。 そしてその夢は霞んでいき、やがて視界には見慣れた天井が映った。
夢か、なんて思いながらも心臓はあのときの高揚感があったままだった。
あの子は誰だろう。しばらくそんなことを考えていた。
そこから俺はしばらくその子の夢を見ることがあるようになる。
頻度自体は2週間に1回、多くて週1といった具合にだ。 同じ夢を見ているときもあれば、他の子も一緒に混ざって、鬼ごっこしていたときとかもあった。
誰なんだ。そんな気持ちと、少し恋しいような気持ちも感じていた。
夢から目覚めるごとに、心の中に切ない気持ちが残っていた。
先述した通り、連続する夢を見たことはあったが、ここまで繰り返し見たり、長く同じテーマが続くのも珍しかったように思う 同じ頃恐ろしい夢も見た。
そのころ大きな軋轢を抱えていたグループの奴らと、どこかの海岸でBBQをするのだが、ビーチで準備をしていると、友人の悲鳴が海のほうから聞こえ、何事かと思ってみると、たくさんの亡者(ゾンビというよりこの表現が正しいと思う、ほとんど骨の体に衣服と腐ってどろどろの肉がくっついた状態)が海からこちらにわらわらと迫ってきているというところで飛び起きた。
寝汗にまみれ、荒い息をしながら、恐ろしい状況だったことに震えていた。 とはいえ、夢というものは自分が経験したものや見たものを、寝ている間に脳が整理するので、めちゃくちゃな夢になるとは聞いたことはある。
見た夢の内容を整理すると、
・見知らむ駐車場
・BBQもしたことのあるメンバー
・海岸に下りる見知らぬ道
・その道に立ち並ぶ、廃屋とまだ人が棲んでいる家
・そこに繋がった先の海岸は、有名な心霊スポットでいわくつきの海岸で、写真で見たことがあるだけ
という内容だった。 また、不思議な体験もいくつもした。
ひとつ一番怖かったものを。
まだパンデミック下ではあったが、離れた街の中華屋に久しぶりに行きたくなり、自転車で出かけた時だった。
その町までは川を挟んでいることもあり、何か所か道中に橋がある。
いくつかルートがあるが、その中のルートの一つに心霊スポットとしても有名な橋を通るルートがあった。
今の自分の状況だと、精神的にも弱ってるのし、変な夢にうなされているから、霊障とかもろにうけるかもしれないなと思い、別のルートで行くことにした。
それから数十分後、果たして俺は。その橋の目の前にいた。 俺はこの橋の付近に頻繁に来るわけではないが、通ったこともあるし、土地勘もあったので、なぜ避けようとした橋が今目の前にあるのか不思議でしょうがなかった。
めちゃくちゃビビりながら、その橋を渡ったのは言うまでもない。
結局特に何も起こらなかったが。
その後、目的地で食事して、久しぶりの好きなご飯に舌鼓をうち、帰路に就いた。
心霊スポットの橋は、避けようとしても無駄だろうという気持ちになってたので、多少びくびくしながらも普通に通った。 そのまま帰り、自宅にいたる最後の橋を渡っているときだった。
橋を渡った先に川沿いに通じる道があるが、そこから黄色いレインコートを着た男性と思われる人が歩いてきた。
橋から降りたさきは、自転車を押して歩かないと危ないため、途中で降りて自転車をおしながら歩いていた。
男性より先にこちらが前を横切り、俺の後ろ側を男性が通過しようとしたのが視界の端に見えた。
そのまま数歩進んでハタと気づいた。
今日は雨が降っていない。
そして、男性が進んだ先は車道で、車通りもそこそこある。
振り向いた先には、男性の姿はもうなかった。
自転車をそこに置き、車道向こうを見渡しても、橋の下を見てもそこに黄色いレインコートの男はいなかった。
僅か数秒の間に完全に姿を消せるわけがない場所だった。
マジかよ。そう思いながら足早にその橋を後にしたのだった。 そんなことがあってからもしばらく悪夢や不思議な体験をする。
あの女の子の夢もまだ見ていた。
実家からこんな状況(コロナ)だが、たまには顔を見せろと言われ、ある休日に実家に帰った。
家に入る前にカバンと俺自身をいっぱい消毒してから入れられた。
食事を終え、久々に色々話したあと、俺は小学校時代のアルバムを探した。
もちろん例の女の子を知るためだ。
だが、アルバムは見つけたがお目当ての女の子はわからなかった。
自分のクラス、他のクラスを見てもわからない。
そもそも1学年100人くらいいるとはいえ、当時他のクラスにも遊びに行っていたから、他のクラスの女子とも顔見知りではあったし、名前は覚えてなくても、存在に覚えはあるはずだった。 あの子は誰なんだろう。他の学年の子だったのだろうか。
夜、散歩に出かけた。
自分の小学校時代に思いをはせながら、母校の登下校道を過去の自分をなぞる様に歩いた
小学校までは当時の半分の時間でついた。
大人になっちまったんだなと思いながら、何もかもが記憶より小さいものを外から眺めながら、周りを歩いた。
図書室は奥のほうにあるので見えないが、昔はよく本を読んでいたななんて思いながら、ふとあることを思い出した。 そういえば、卒業するまでにも何人か転校することあったよな。
単純なことだった。
思えば、当時少し好きだった女の子が転校したこともあったけ。
じゃああの子も転校していた可能性が高い。
思い出してみれば記憶の自分や女の子、友達は恐らく低学年のころだ
低学年の頃に引っ越ししてしまったのなら、忘れているのも無理ないのかもしれない 殺傷能力がないコロナに踊らされる人々
どうせアイツらもコロナにならずに元気に生きてるんだろうよ
早く死ね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています