書き込めたから書かせて
子供のころ、祖父の元へコトリバコが持ち込まれた話


私は兄弟と自宅周辺に住む従妹らと共に祖父母の家に預けられていた時期があった
ある日、見知らぬ老爺が祖父の元へ木箱を持ち込んできた
曰く小鳥箱だと

祖父は生き物が好きで沢山の鳥を飼っていたいたから、私自身が「それでは(中の鳥が)死んでしまう」と訴えたことを覚えている
しかし祖父は「そういったものではない」と珍しく険しく言った
そして子供の私が触れないよう注意を払い、何時の間にか二人とも居なくなっていた

今だからこそ、祖父はコトリバコの存在を知っており相手も「どうにかできる宛てがあるある」と訪ねて来たのだろう
私が居たのが計算外だったのだ とも