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・統一教会が最初に米国で発展し始めたときはカルトと見なされていたと報じている。
 ところが、アメリカの政治や娯楽界の有名人を統一教会関連のイベントに招待し大量の資金を注ぎ始めてから事態は変わっていった。
 AP通信などによれば、統一教会がニクソン、レーガン、ブッシュシニア、トランプなどの保守派の歴代元大統領と緊密な関係を築いてきたが、
 最初のきっかけはニクソン元大統領が「ウォーターゲート事件」で困窮していたときにニクソンを助けたことだったという
・2004年3月23日、アメリカでは奇妙な出来事が起きた。なんと、 「平和賞ディナー」と呼ばれるイベントが米上院議員会館で開催され、多くの米議会議員が出席する中、
 イリノイ州の民主党員であるデイビス議員が白い手袋を着用し、文鮮明と彼の妻の頭に2つの金の冠を乗せたのだ
  ※ 現在のイリノイ州下院議員である共和党のデイビス議員とは別人。
・文鮮明のコントロール下にある「ワシントンタイムズ」は、中国本土が台湾を「攻撃」しようとしていると宣伝し、常に「中国の脅威」を誇張することに専念している
・「中国反邪教網」の情報によると、1978年の改革以来、統一教会は、中国に定着して拡大しようとし、投資支援、観光、訪問などの名目で中国に頻繁に浸透し、中国にも根を下ろそうとしてきた。
 特に統一教会の関連組織「国際教育基金会」は、文化交流と教育協力の名の下に、たとえば、「北京、天津、広州、瀋陽、西安など」中国のいくつかの都市に浸透しようと試みた。
 統一教会が創立した韓国の鮮文大学も、中国の大学と協力して中国人学生を統一教会の会員にさせるべく勧誘活動をおこない、香港やマカオにまで魔の手を伸ばそうとしていた。
 それに対して1997年5月、中国公安部は統一教会を邪教(カルト)に指定した。
 1982年にシンガポール政府も統一教会をカルトとして分類して禁止し、キルギスタンはまた、統一教会がその境界内で活動することを禁じている。
  1995年の終わりに、英国内務省も文鮮明の国内滞在の禁止を発表した。
 しかし最も深く政界に浸透しきっている日本は、統一教会という邪教に無防備だった。
 いくつかのメディアや統一教会被害者対策弁護士会が訴えても、日本社会は無頓着で、安倍元首相暗殺によって初めて統一教会という邪教の存在に目を向け始めた。