宣伝費に4億円「Jアラート」はやっぱり今日も鳴らなかった
2017.07.04
https://gendai.media/articles/-/52175?imp=0
・どんなときでも「誤報」も起こり得るわけで、警報に対する国民的なリテラシーを高める努力なしには、せっかくのJアラートも、百害あって一利なしと批判されかねない。
・ミサイルが5分~10分で到達するとされる中、このバケツリレーにかかる時間は、いかほどか。
 ちなみに1998年のテポドン1号の発射に際しては、自治体への通達までには2時間かかったという。
 当時に比べれば、連絡もかなり早くなったとはいえ、発射から5分以内にJアラートを鳴らして国民に危機を知らせるのは、至難の業であることは想像に難くない。
 日本はこれまで、ミサイル防衛システムに1兆5800億円、Jアラート設備費で92億円の予算を費やしているが、今回のCM放送には4億円をかけたとされる。

「出るはずのないもの出た」ミサイル発射で“東京”にJアラート誤発信か ラッシュ直撃で市民生活には影響大
2022年10月4日
https://fnn.jp/articles/-/426323

実効性「ほとんどゼロ」の現実…5年ぶり発令の「Jアラート」 対象地域二転三転で混乱した住民も
2022年10月5日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/206452
・実は「間に合わないことになる可能性が高い」
・「高度1000キロという領空のはるか上を通過しており、明らかに日本を狙ったものではないと判断されたのだろう。
 また、現在の技術では、1000キロも上空のミサイルを破壊することは難しい」と説明
・住民の立場からみると、最も困るのはJアラートで出される避難内容だ。内閣官房は、頑丈な建物や地下に逃げ込むようにと呼びかけるが、現実には難しい。
 田岡氏は「北朝鮮から日本に向かう中距離弾道ミサイルの発射から着弾まで7~8分。アラートが出されるまで数分かかるとすると、逃げる時間はほぼない。実効性はほとんどゼロだ」と指摘