>>302

約一年前の事です。
私と幼馴染(姫野)は高校を卒業して、お互い就職し、互いの休みが被った時には買い物へ行ったり、旅行したりしていました。
そして、あの事件が起こったのも
二人で旅行をしていた時でした。

休みが丁度被ったのが、8月中旬だった事もあり、2人共「海に行きたい」と話していました。
私達が住んでいる近くには泳げる海が無く、少し遠出をしようという計画を立てました。

結局、行先は隣の県のリゾートホテルになり、そこで2泊をする事にしました。

久しぶりの海だったこともあり、浮かれて、同僚やよく話す常連さんに旅行の詳細をぺらぺらと喋ってしまいました。

それが間違いだったのです。
(その理由については後程 話します)

旅行当日になり、私の車でリゾートホテルまで向かっていました。その途中でトイレ休憩ため、道の駅に寄り、店の中を見ていると私の働いているカフェの常連さんがおり、その時は偶然だと思っていましたが、偶にこちらを気がしました。