俺の予感は的中。その道をしばらく歩き抜けた先には木々に囲まれた塗装が剥がれ、誰も手入れしてなさそうな俺の思う理想的な神秘的な神社がそこにはあった。そこまで大きくなくこじんまりとしたその神社に賽銭を入れ、枯葉がそこら中に散っていたから軽く神社の周辺の落ち葉をはらった。弁当を持ってきていたから俺はそこで少し早めの昼食を取る事にした。
俺は神社とも出会えて大変に気分が良く、最高潮だったため、普段なら自分から話しかけないだろうが山道の脇にあった民家の人にあの神社について訪ねようと思った。