そろそろお別れの自転車との話

仕事行くのに買って、10年は働いて貰っている
家の側には地下道があってそこを通過して職場や買い物に向かう
地下道を抜ける前の家の側はほぼ私道に近く、袋小路なので住民以外の車はそんなに通らない

ある日買い物終わりで地下道を抜け家の方へ進もうとした時、ギュッと勝手に自転車が止まった
次の瞬間、結構速度のある車が目の前を通って行った
たまに通過出来ると思って紛れ込む車がいるのを自分は失念してたし、安全確認も油断していた

何もブレーキしていないのに止まったあれは自転車がやってくれた事なのかもしれない
安全確認を怠った自分の戒めにもなったし本当に感謝している

もうサビサビでオイルさして掃除しても、漕ぐとガッチャンガッチャンいうから寿命なんだとは思う

でもせめて記憶を、お世話になった自転車の事を、心を物にも心があるのかもなって事を自己満足だけど知って欲しかったんだ

もっと上手く語りたかったのだけど拙くてゴメン、読んで下さった方ありがとう