ちょっと特殊な仕事してるけど、質問ある?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
昨日働いたから振替休日ってことで、今日は休むことにしたから質問答えるよ。
もしレス待ちきれなくて寝落ちしちゃったらごめんね、起き次第返事するから許して。
仕事内容:境界を探して見つけ次第処理(?)というか管理する。境界関係でトラブルが起こらないようにすること。
一つの地域に居座って管理し続ける人も居れば、日本中を歩き回ってコツコツと処理する人も居る。俺は後者。
なりすましが出ると困るので、職業名は秘密です。
出来る限りはなんでも答えるから安心して。 こっちの世界とあっちの世界をキチンと境界で分けて、互いに干渉しない様にするお仕事という理解でよろしいでしょうか? >>115
やっぱり触らぬ神に祟りなしですか
町中で普通にみがける神社は普通に参拝しても大丈夫ですよね?
よほど不敬なことをしない限りは >>116
おお! 良かったです。
>>117
大体あってます!
つまるところ、自分にはお祓い~や妖怪退治~だとかは全く出来ないってことです。
そういうトラブルが起こらないように、事前予防をするだけのお仕事だと思ってください。
地味でこれといった浮いた話のない仕事ですみません。
でも、縁の下の力持ちと思っていただけたら幸いです! >>118
全然、良いと思います。
自分も通りすがりに見かけた神社は、片っ端から参拝しています(笑)
人口密集地、街の中にある神社はよほどのことが無い限り、誰かしら参拝してますしね。
俺みたいなよそ者が立ち寄ったりもしてると思うので、完全に参拝客0ってことは無いと思います。
山の中や森にある神社は放置されている気配があれば、事前に調べてから参拝するかの判断をすると良いと思います。 >>120
人の少ない地域や森の中の神社は基本的には参拝しない方が無難でしょうか? 廃神社は中になにが住んでるかわからないので
やめた方がいいと
神様でなく悪霊が住んでる場合も >>121
そうですね。
例外としては人の少ない地域でも熱く信仰され管理もされていたり、森や山の中でも観光地になっていたりガイドブックに載っているような神社なら全然良いと思います。
上記以外で何を祀っているのか分からない神社や祠だったりする場合は、是非事前に調べてみてください。面白い歴史とかあったりしますよ。
>>124
いえいえ、全然大丈夫ですよ!
俺もそう思います。 仕事の説明で「破壊」とありますが、どういう時というか理由で破壊するのですか? >>125
人間から厚く信仰されている存在は人間に対して優しいので安全ということでしょうか? >>126
境界の原因となっている建造物そのものを撤去して、境界そのものの存在を無くするのが目的で。
理由はその境界のある場所や位置、状況を鑑みて人と向こう側の妖怪(通称)互いに害がありそうな境界だからです。
なので勿論、残しておく境界もあります。 >>127
実はそうとも言えないんですよね。
このレスではその存在の通称を以下まとめて神様、と書かせて貰います。
ケースにもよりますが神様(神話に出てくるような方は見たことがないので外す)は基本的に人間に優しくしたり、積極的に助けたり……っていうことが無いんです。
というのも信仰の目的は「怒りを鎮める」だったり、「機嫌を損ねないようにする」といった場合が多いんですね。
つまるところ、その土地に住んでいる神様の怒りを買わないようにっていうのが信仰の役割だったりします。
なので、絶対安全か? と問われれば頷くことができません。
ですが信仰の目的にはそういう安全を求めている面もあるので、普通に当たり障りなく参拝する分には全然問題ないと思います。
やっぱり、怒らせないように気を付けるのが一番です! >>128
解答ありがとう
境界を引き直したりしますか? >>129
そういう神様というのは自然霊で力のある存在ということでしょうか? >>131
ちょっと違います。
知ったかぶりしないで下さいね。 >>130
同じ場所にはしませんね。
場所をずらしたり、方角とかを移動させて建て直したりします。
分かりやすい例を上げると、たまに変な場所に鳥居があったりしますがアレがそうだと思ってください。
路殺というのをご存じでしょうか?
道の突き当りに家を立てると、悪い気が集まるというやつです。
なので、古い家だったりすると入口をずらして建築したりします。
境界にもそれが通ずる部分がありまして、同じ場所に立てなければ違った結果を得られるのです。
説明が難しくてすみません。 >>131
自然霊、と言ってしまうと宗教や根本から偏ってしまうので避けたいのですが、そう思っていただいても構いません。
ただ自然霊のようにハッキリと龍神だとか神格化した妖怪、というのは分からず。
あくまで「その場所の主」といった具合の感覚ですね。
多分、神様ですから力もあるでしょう。
オーラとか波動っていうのは全くもって感じたことないのでスルーしますが、一目見たら「あ、怖い」って感じるので誰でも分かると思います。
一番近い感覚としては社長や有権者に会ったときに「下手なこと言えないな」っていう雰囲気、あれをもっと顕著に現した感じですね。 毎日、神社にお参りしているだけで神様の声が聞こえるようになることは、あり得ますか?
空に手を伸ばしてみたり、話しかけたりしてみたりしているのですが、今の所何も聞こえてはこないです >>136
あるかも知れませんね。
お百度参り、というのは有名ですよね。実はあれには原型がありまして、百日詣といいます。
100日間毎日、氏神様の居る神社へと欠かさずお参りするという方法です。
何度も繰り返し参拝することによって、信仰心を示すというわけですね。
古くから伝わる参拝方法ですので、いつか神様の目につくことがあるかも知れませんね! >>138
バキバキ童貞です。
というのも童貞である方がいざという時に融通が利く、って先輩に聞いたのでそうしてます。
神様からすれば、童貞じゃない場合誰かのお下がり……と捉えられることも多いようで、別に交渉とかはしないので役に立った事はありませんが童貞のままにしています。
というのを半分免罪符にしているだけで……普通にモテないし、こんな仕事なので安定してないというわけで。
彼女作ったり、なんてことがどうにも出来ないわけですね(笑)
彼女とか支えたい対象が居たなら、もとの仕事も辞めずまた違った人生を歩んでいたのかな~って思います。 やっている仕事内容と、振替休日というギャップがなんとも 霊能力でエネルギーバリアというか結界みたいなものを張ったりします? >>142
全っ然しません。
境界を処理して終わりなので、もし悪意や敵意のある存在と出会っても逃げるだけです。
お祓いとか結界はそちら専門の方に頼ることになると思います。
俺には境界を見つける→処理しか出来ることがないので(笑) 例えばどういう場所の境界が良くない感じなのか、GoogleMapで例示したりはできない? >>144
申し訳ないのですが、それは絶対に出来ません。
それを教えちゃうと遊び半分で探したり、興味本位で向かったりしてトラブルが起きたり仕事が増えるからです。
知識だけを得たなりすましが出たりされても、かなり困るので教えられないです。
でもせっかく興味を持ってくれたのでおまけします!北海道に函館ってありますよね? そこにダムがあるのですが、さらに奥へと進んだとある場所に俺の放置した境界がありますよ。
処理しない方が良いパターンだ、と判断したのとヒグマが怖すぎてさっさと逃げ帰った時のヤツですね。
こればっかりは自己責任でお願いします、ほんと熊怖いので。 面白かった!ありがとう!
境界は妖怪が祀られてる塚とかの場所も関係あるの?
大阪にヌエ塚っていう妖怪の石碑があるんだけど気になってて。 >>1
おほしさまそうろいます。
惚(ほる) 或(おる) 病(ある) 川(ない) 刀(ない) 有る(るる) 無い(のい) 無(ほん)おるおるるるるるるるるおるおるおるるるるるるるほるほるるるるるるるるるるほるほるほるるるるるる
どうもありがたくそうろいました。 >>146
鵺塚、良いですね! 一度だけ行ったことがあります。
鵺をバラバラにして川へ流し、辿り着いたのが京都・大阪・兵庫。
その祟りを恐れたことから、建立されたというやつですね。
質問の解答をしますと、場合によっては関係あったりします。
というのも、俗にいう妖気や怨念が溜まっていたり強い場所は、境界が揺らぎやすいと聞きます。
しかしながら、境界となる物が無ければハッキリ言って無関係ですね。
例えば、同じく妖怪を葬っている系統でいうと首塚大明神がありますよね。
酒呑童子の首を埋めた、と言われる場所です。
このケースの場合、境界へと留意しなければなりません。
最も原始的な境界原因である鳥居がある他、ほぼ山の中なので山中異界、という扱いになりかねません。
山中異界と人里の間にも山道もしくは里山という境界が生まれますので、規模の大きい境界となることは間違いないでしょう。
ですが、その手の場所には人が多く訪れているでしょうから、もう観光地や人里という概念を獲得してるかも知れませんね。
人があまり来ないような場所に、ご注意ください。 >>148
答えられません!
ですが一つ言うなら、どこのダムかを言っていない部分に注意を。 >>151
それは山中他界観ですね。
山中異界というのは文字通り、山の中を異界として捉えるという意味を持ちます。
意味は殆ど同じと言っても支障はないので、お好きなほうをお使いください。 祝詞は唱えたりします?
1さんのおすすめな祝詞があれば教えて欲しいです 山の神に遭遇した系のオカルト話は、毛の抜けた赤いサルの話が多いのは何故 >>153
教わった、というか皆使っていますね。
昔読んだ本や論文にも使用されていたので、常用しています。 >>154
仕事内容が全然違うので、祝詞を唱えたことがありません!申し訳ない……
ですが、過去に仕事中に優しい神主さんから教えて貰ったことはありますね。
ひふみ祓詞というやつなのですが、序盤しか言えません。
というのも仕事中でも覚えやすいでしょ、という理由で教えてもらったので一番印象に残っている祝詞ですね。 >>155
全く分からないですね……見当もつきません。 どういう系統の術を使っているのか
ここまで見たかぎり全然分からないんだけど、何系なんですか >>159
えっと、術とかは使えないってちゃんと書いてるのですが……? 都内に多いと思うんだが、神社の敷地面積の一部を売却してマンションになるケース
元の鳥居や本殿があった場所に建っているマンションって気をつけた方がよい?
神様的にも見下されるのって面白くないんじゃないかと >>149
なるほど。
ヌエ塚の近くはちょっと暗い雰囲気です。
住宅街ですが。
首塚!京都も近いので行ってみようと思います!
ありがとうございます! >>162
都内ってそういうケースが多いんですね。
そうですね……多分、神社関係者がその辺はちゃんと儀式など行っていると思うので、大丈夫だとは思うのですが。
やっぱり気分的には何か申し訳ない感じがしますよね(笑)
でも、そういう風に思ってくれる心があれば、問題ないのでは無いでしょうか!
神様ではないので、流石にハッキリと神様の気持ちは分かりません、ごめんなさい。 意識高い勘違いブスクソデブス女が3大好む店「無印良品」「KALDI」あとひとつは? そういう仕事どうやってみつけたり、なれるんですか? 人脈がない僕とかでもやろうとすればその仕事就けるんですか? >>52
これはどういう意味?
>>土着信仰の神様にはまま会えます。多分、誰でも会えます。 >>166
うーん、人脈が無いですか……
正直なところ、この仕事をしている人に会うのが一番手っ取り早いのですが、ツテも無いとなると難しいですね。
ちょっとこれ以上の方法が思いつかないので、どうにか工夫して紹介してもらうなり仕事してる人を見つけるなりしてください。
すみません。 >>167
ちょっとよく分からないです。
>>168
知らなかったのでpixiv百科事典を見てみましたが、全然関係ないですね。
もし境界の向こう側に行かれても、俺達は案内出来ないし連れ戻すこともしません。
放置するか、申し訳ないですが人が戻ってくるよりも先に境界を処理してしまいますね。 >>169
えっと、そのままの意味なのですが……
どこに疑問点を持ったのか分からないので、予想して答えますね。
土着信仰系の神様にはまま会えます、というのはそのままの意味です。
その手の場所へ行ったり、仕事をしていると高確率で会う羽目になります。
正確には会う、というよりも見かけると言ったほうが正しいです。
多分、誰でも会えるというのは「他の神様よりも会いやすい」といった具合の意味です。
特に条件などが無いので、誰でも会えると書きました。
しかし、俺も全て把握しているわけではないので「多分」と付け加えさせて貰いました。 境界に対する(?)論文とか本とかあるんですね。読んでみたいけど何処で手に入るんや? >>174
今の時代なら、ネットで手に入る……と思うのですが。
ちょっと分かりませんね。
色んな街の図書館に寄ったり、先輩の説明を受けたり、ネットで調べたりという感じだったので。 >>175
調べるための、重要キーワードとかも無い感じ? ちょっと裏取りができそうな部分について突っ込まれると曖昧にごまかすしかないところは最初からずっと変わってないな
>>176
赤坂憲雄『境界の発生』、宮田登『妖怪の民俗学』、飯島吉晴『『竈神と厠神』あたりが定番 ただ今知ったとこで見つけるのは難しいけどね
住んでる近隣の人たちに対して迷惑せず氏神さまに感謝して楽しく生きるのが今だね 神職をしている者です
オカルト的なお話を楽しむのは結構ですが、あくまでもファンタジーはファンタジーなのだと心に留めて傾倒し過ぎないのが宜しいかと
近年スピ系など間違った知識が蔓延りやすくなっていて少々現場にも影響が及んでいます >>176
特に無いです。
関係あるかな? っていう本を片っ端から読むと良いと思います。
なお、>>177がおススメしているので、それを読んでみては良いのではないでしょうか。 神職の方々にはここ数年お世話になっております。
神々の考えは人間と変わり無いこと。
一方的な人間の神頼みに疲れた神々のこと。
道路脇に咲いた花を見てほしいです。できれば話しかけてください。 とりあえず質問があまり無くなったようなので、そろそろ居なくなります。
影の薄い仕事ですが興味を持ってくださった皆さま、ありがとうございました! オブラートに包んで迷惑だって言ってる神職にも上から目線で噛み合わない事言ってるし
ダメだこりゃ >>181
たしかに重要。世の中、ファンタジスタとか言われる人なんてそうはいないんだしさ。 質問あります~
>>172に関して、神様に会う、見かけるとおっしゃっていますが、これは何かオーラのようなご存在を感じると言う事なのか、文字通り肉眼で見たのかを知りたいです
また、肉眼で見たならば、どのようなお姿なのかをお教え下さい 以下の話ってどう思います?やっぱり境界に入っちゃったせい? 17本当にあった怖い名無し2022/01/03(月) 00:06:43.10ID:a6rDqbsa0
もうだいぶ時間が経ったので初めて書きます。
7年前の10月、同級生の彼女と沖縄県のとある離島に昆虫採取に行った、それで僕一人での昆虫採集の途中に林の奥に鳥居を見つけた
現場はそこそこ林の中だし、そもそも鳥居までは参道みたいなのはなかったので不思議になって入ってみた ちなみに色とかは塗ってない石でできた一般的な小柄な鳥居
鳥居をくぐって30mほどいくと周りは林なのにぽっかりそこだけ木が生えていないこじんまりした広場があって、その広場の端に真っ白な石でできた三角屋根の小屋みたいなのに石段が積まれていてお酒やおちょこが飾られていた
これだけならただの神社みたいなものだったのだけど、その小屋の屋根と広場の左手奥の木に何重も普通の麻の縄が結ばれていて丁度その紐が繋がってる小屋の部分に50cm四方の四角穴が空いていた
今考えるとなんでそんな風におもったのかわからないんだけど、その穴を見たとき何故かその穴の向こうに出口があって、そっちから出ないと駄目だと強く感じた
なにも考えずに狭い穴にかがんで入るとそこは気に囲まれた行き止まりだった
不思議なのがその気に囲まれただいたい2m四方くらいの空間に赤い砂(それこそ鳥居の赤みたいな色)が敷き詰められていて多分祀っているのであろう高さ50cmくらいの長細い自然石が鎮座していた
流石に赤い砂で気持ち悪さを感じてすぐに穴を引き返して元来たルートで鳥居を出て、すぐに街に戻った
彼女は街のホテルで一人で留守番していたのだけれども彼女がいなかった
財布はなかったが履いていた靴は部屋にあったし、携帯も机に置きっぱなしだった
はじめは持ってきたサンダルでも履いて近場に買い物かと思って待ったけど、22時頃まで待っても帰ってこなかったため、事故の可能性も考慮して、ホテルにも相談して警察に連絡した 警察ではどこかに行く予定があったかとか、行く宛はあるか、様子が変だったところはないのかなど色々聞かれたが、その日の昼にご飯を食べたときはいつも通りで午後はホテルのプールサイドで本でも読むと言ってたくらいしか僕もわからなかった
その日のうちに彼女の親にも連絡して、翌日の便で来ることになった
あとは、彼女の荷物を一通り見たところ持ってきていた化粧品ポーチだけなくなっていた
翌日の昼には彼女の両親も到着、警察と捜索をしたが全く行方知らずだった 恥ずかしい話なんだけど僕は当時だいぶテンパっていて夜中にも探しに行くと言って聞かない僕を彼女の両親は必死になだめていた
18本当にあった怖い名無し2022/01/03(月) 00:25:42.55ID:a6rDqbsa0
>>17のつづき
翌日も彼女の親と地元警察と7時過ぎから捜索が始まった
僕は早々に例の鳥居に向かっていた。不思議なことに何故かそこに行けば解決すると強く信じていた
30分ほどで鳥居はすぐに見つかって僕は奥に向かった。広場についてまず気になったのは石の小屋と奥の林に繋がっていた大量のしめ縄はなくなっていた。
それを横目に小屋の左下の穴に入り込む、かなり驚いた。赤い砂利が全てなくなっていた。流石にあんなに気持ち悪いものが見間違いだったとは思えなかったけど、地面は普通の砂利で埋められていた。
やっぱり不思議な場所だったのかもしれないと強く思い端にある自然石の置物(?)「入っては行けないところであれば、申し訳ない。彼女を返してほしい」とバカバカしく思うかもしれないけど、そのときは本当にお願いした
その後同じように街にもどり、捜索に参加した。ただその後彼女が見つかることはなく、未だに全く情報はなく行方不明のまま。
その後、ネットなんかにも普通に出てくるのでわかったことなんだけど、僕が見つけた祠はその島の地神信仰の祠であり、禁足地というわけではないようだが女人は立入禁止、外部者が入り込まないように一部の祠は参道など外部からわからないように建てられているものだとわかった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています