0101本当にあった怖い名無し
2022/05/17(火) 18:09:01.34ID:5TumeASV0おじさんの手にあったのはハンカチではなく写真でした。そして、汗を拭いていたのではなく写真を舐め回していたんです。
何が起きているのか当時の私には理解できませんでしたが、目の前にいる人がまともではないことは分かりました。幸い、相手はまだこちらに気がついていません。芝生で足音がしなかった事もあったと思いますが、それだけ夢中になっていたんだと思います。私は音を立てないようにゆっくりと後ずさりで庭から出ようとしましたが、途中で我慢が出来ず走り出してしまいました。そのまま全速力で家に帰り母が帰ってくるまで電気もつけずベッドの中で息を殺していました。
母が帰ってきた時は本当に安心しました。起きたことを母に伝えるとすぐに警察官が家に来ました。警察官とはほとんど母が話していたので内容はよく覚えていませんがパトカーに乗っておじさんの家に行ったことは覚えています。私はその後すぐに引っ越してしまったのでそれからどうなったのかは分かりません。