受付をして、もうすぐオーディションが始まるってときにその女性から電話がかかってくる。急に自殺をほのめかすような言葉を言っていたので、放っておけず、オーディション会場を飛び出して女性の元に向かうと、そこはバーでいつもとは雰囲気の違う女性と他数人の男女から隊員は笑われる。隊員が来るか、来ないかで賭けをしていたらしく、そいつらから「オーディション抜け出して来てんじゃねぇよ」とか「自衛隊員なのに音楽隊志望とか意味わかんねー」、「俺らの税金ムダにすんなよ」とか散々なことを言われる。

その後、あまりのショックとオーディションを受けられず応援してくれていた主人公や先輩、教官、親の全てを裏切ってしまったことに罪悪感を感じて自殺を計るが、自宅で倒れていたところを後に事情を知った主人公が助けて未遂に終わる。ただ、その隊員は病気欠勤を続けて一度も部隊に戻ることはなく、結局、退職届が教官の元に届けられて話は終わる。

隊員を騙した奴らは全く咎められず、主人公も仕返しとかすることはないのが余計に胸糞悪かった。
人命救助をしていて市民を庇って命を落とすとかのがまだドラマティックでよかったかも。