0462本当にあった怖い名無し
2022/02/01(火) 18:57:34.31ID:K1mnCEtY0そいつの地元は結構田舎で1人1台車を持ってるのが当たり前なんだ。もちろん自分の車を持っていて仕事の行き帰りにも車を使っていた。
ある雨の日の夕方、そいつはいつものように車で帰路についた。
ふと歩道を見ると、小学生になる自分の子供の同級生の○○ちゃんが、雨の中傘もささずに歩いていた。しかもかなりの大荷物で。
「こんな土砂降りの中、傘忘れちゃったのかな…」
○○ちゃんは自分の家の近くに住んでたし、地域のイベントなどでもちょくちょく顔を合わせていたからちょっと先で車を停めて話しかけたらしい。
「傘忘れちゃったの?もしよかったら送っていくよ?」窓を開けてそういうと、
「ありがとうございます。」○○ちゃんはぼそっと言って、車の後ろ側に回り込んだ。
後部座席のドアを開けどさっと椅子に座る音がした。
車を発進させ「今日は友達と一緒じゃないんだ?」とか「最近学校はどう?」とか色々話かけたらしいんだけど、○○ちゃん、全然返事しないんだって。
(人見知りにしても、送ってもらっておいて失礼じゃない?)
さすがにそう思って、信号で止まった際に少し声を荒げて「○○ちゃん聞こえてる?」そういいながら振り返るったらしんだけど…
そこには○○ちゃんはいなくて…その子の荷物と、水たまりだけがあったんだって。
実はこの話には続きがあるんだけど書き溜めてないし、長くなるから聞きたいやつがいるようだったら時間があるときにまとめて書き込むよ。