今から約30年前、宮ヶ瀬の虹の大橋での恐怖
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今日、たまたまYou Tubeで見付けた虹の大橋の動画で思い出したので、当時の恐怖体験を誰かに聞いて貰えればとスレ立てしてみた。
スペック
神奈川県産まれ
幼少のときから霊感は少しある
中肉中背で基本は力使う仕事の男
他にスペック聞きたいことがあれば話せる範囲で話す
何故、スレを立てたかは色々疑問が残ってるから。
文才は無いし、突発的に書きたくなったので書き溜めていないことを考慮して聞いて頂きたい。
因みにガチな話しなので、安易にそのような場所へ行かないよう、お願いします。 >>251
時系列書かなきゃね、近いうち書きます。ありがとう。 なんか目が覚めたから、もう少し書きます。
その従兄弟は、女の子だけど兄弟はみんな男で、男勝りっていうか強い女の子って感じだった。
だから、自○なんて信じられなかった。
状況もあって葬儀は密に行われたらしく、亡くなったことを暫くしてからから知った俺は、従兄弟の母親にあたる俺の伯母さんに電話した。
俺「何があったの?」
伯母「私が悪いの」
俺 「そうだよ、なんでだよ!」
伯母 「‥‥‥‥、」
自分の娘をこんなふうに亡くした辛い思いの母親に、俺は強い口調でまくし立てたことを後悔してる。
俺 「黙ってんなよ!」 伯母 「○○のとこへ行くって‥」
泣きながら、伯母は言った。白血病で亡くなった従兄弟のことを。
確かに、白血病で亡くなった従兄弟は、その子のことを可愛がってた。
自分の妹のように可愛がってた。
でも、後を追う気持ちに理解できなかった。
愛する心ってなんだろうって思いながら電話を切った。 親戚同士、従兄弟同士でもそこまでの気持ちを持てることに理解はできなかった。
俺は自分の幼少の頃を思い出していた。俺はどんな子供だったんだろうって。
産まれた場所は横浜市。
2歳の頃に大和市へ。
厚木基地が近くにあったから、戦闘機の音で夜泣きが凄かったらしく、お袋は眠れなくてノイローゼになってたと聞かされた。 幼少の頃から、不思議な体験をするほうで、小学校二年生のときに怖い思い出がある。
住んでた家はバラック小屋みたいな平屋で、4.5畳と6畳二間。
お袋が結婚祝いに貰ったでかいタンス、その上にガラスケースに入った日本人形。
陶器でできてる日本人形。
深夜、狭い部屋で家族で川の字になって寝ていると、何かが擦れるような音で目が覚めた。
「カリ、カリ、カサカサ、」
俺は目を疑った、隣に寝てた親父の胸を叩いて起こした。
目を擦りながら親父も驚いた。
ガラスケースの中の日本人形が左右に動いてた。
親父は俺を布団にくるむように目隠しすると、
「大丈夫、大丈夫、」
と言った。けどその晩一睡もできなかった、親父もだと思う。
で、その日本人形なんだけど、親父が飾るときに、落としてひっくり返したらしく、左の中指と右の親指、薬指が折れて無くなってたんだ。
俺は子供ながらに気付いて、その日本人形を神社へ持って行き供養して貰った。
親父の左中指は、切断寸前の事故で動かなくなってたし、親父の兄貴の右親指と薬指は、工場で切断してしまってたから。 神社へ持って行って、それから家族含め親戚にも指の怪我とか無かったんだけど、親父の実家にあった小さな日本人形は不気味というか、不思議だった。
心霊番組とかでよくある?髪が伸びる日本人形。
婆ちゃんも驚いてた、家であった出来事から日本人形に対して嫌悪感を持ち始めてた俺は、神社へ持って行った。
眠くなってきたので、今日はここまでにします。 >>275
うん、それが何なのかと図書館へ行ったり、ネットで検索するようになって今は答えが解る気がする。読んでてくれてありがとう。 神社へ持って行くと、神主さんが
「この人形は○○寺に供養して貰いなさい」
神主さんは、凄く困った表情でそう言った。俺はその理由を神主さんに聞いてみたけど、この神社では供養できないからとの一点張だった。
その○○寺は静岡県伊東市にあった。
もちろんガキだった俺には、簡単に行ける場所ではなかった。 親父やお袋に頼み、そのお寺へ行けることになった。もちろん髪の伸びる日本人形を抱えて。
真夏で、セミがうるさいくらいの大音量で鳴いてた。
お寺の駐車場に親父が運転する車が停まった。
すると、お寺の方からお坊さんがこちらに歩いてきた。
「その人形ですね?」
俺はお坊さんに、その人形を渡しながら、どうして供養して貰いに来たのか知ってるんだろう、親父かお袋が事前に連絡してたからなのか、それとも神社の神主さんが連絡してたからなのかと疑問に思ってた。
でも、どれでもなかった。 そのお寺には、俺の先祖がねむる墓があった。俺は幼稚園くらいのときの記憶を思い出した。
墓地は山の中腹で、寺から坂道を登り行く途中に沢山のミカンの木があって、もぎ取って食べたこと。
お墓から見下ろせる海、潮の匂いと線香の匂い。
人形を渡した俺達一家にお坊さんは、
「お墓参りして下さい」
にっこり笑いながらそう言うと、人形を抱き抱えるように、お坊さんは寺へ戻って行った。
俺達は墓地へ向かった。 先祖のお墓は綺麗に保たれてた。時折吹く潮風も、海が好きな俺にとっては心地良かった。
そんなとき親父が、別の墓石へ俺を連れて行った。
親父「これが爺さんが入る墓だ」
俺の爺さんは今はもう他界したけど、当時は元気だった。
俺「そうなんだ、でさ、すぐ横にある小さいのは?」
親父 「知らない、」
爺さんが入るお墓のすぐ側にある小さな墓石は親父も含め、叔父も叔母も、この時まで知らなかったらしい。
今日はここまでで寝ます、おやすみなさい。ありがとう。 >>270
こういう時に、捲し立てる気持ちになんでなるんだろ。想像できない。 >>282
実は、当時俺はその叔母のことを嫌ってたんだ、ざっくり言うと(叔母の兄)叔父さんを精神病院に入院させたから、上に書いた親友のことが俺の中で重なってたんだ。
その叔父さんのことも、詳しく書くつもりです。
想像しようとしてくれて、ありがとう。 繋がりのないエピソードに感じられるけど、これから全体像が見えてくると思うと楽しみ
ちょくちょく自分にも縁のある地名が出てきてビクってなる
個レス大変だろうし、まとめてで大丈夫ですよ ぶっちゃけ最初のほうのレスみたいに
まとめてくれる人がほしい >>285
小出しにしてるわけじゃないけど、ほんといろいろありすぎて纏めるのに書いてて自分でも、どっから話したらってなってる。
その全貌が何だったんだか、俺ななりに書き続けるね。ありがとう。 >>286
纏めてくれるひと来なくなったのは俺が時系列を示せなかったからだと思う。
纏めてくれるひとも忙しいだろうし、俺の文才の無さだと思う。
でも見てくれてありがとう。 >>280の
続き書くね。
もともと墓参り目的じゃない俺達家族は、線香も供物も何も持っていなかった。
するとさっきのお坊さんが、墓道を足早に登ってきた。
息を切らせ、俺達家族の前で言った。
「これで供養できますから」
両手には彼岸花と箱のようなものが握られていた。 お坊さんは、最初に爺さんの墓に花を供えると、俺達家族も親戚も謎だった小さな墓石の前で箱を置き地べたに正座した。
お経を唱え始めた。
ガキだった当時の俺には何も理解できないまま、お経が終わると。
「○○くん、持ってきてくれてありがとう」
笑顔でお坊さんは俺に言った。
お坊さんは話してくれた。過去に何があったのかを。 「ここの上に線路があるよね」
墓のすぐ上に線路があるのは幼少の時に見てたのを思い出してた。
「線路を造るときにね、昔亡くなった方々の遺骨や遺品が出たんだ。」
俺は、お坊さんの言っている意味かわからなくて、お袋と親父に視線を向けると、線路がある方から目を逸ていた。
お坊さんは俺の頭を撫でながら、優しい笑顔で言った。
「この線路を造るときにね、たくさんの無縁仏さまが出てきたんだ」
「君のお爺さんはね」 遅くまで書いてくれてありがとう
読みやすくなってきた 「ここに住んでたとき、遺骨をちゃんと埋葬しようと役場に言ってたんだ、でもね」
名もしれないひとが、亡くなると道祖神として祀られ石碑になることがあるのを近年知ったけど、その当時は、そうではなかったらしい。
「君のお爺さんは、見ず知らずの仏さまのお墓を作ったんだよ」
「この人形も」
お坊さんは数珠を掌で擦ると、 持ってきた箱を開けた。
開けた箱の中には、もともと泥だらけだったような犬のぬいぐるみ、それと昔の手紙のようなもの、赤黒い布、
俺は、両親がそれを見ようとしなかったことがのちに繋がると今は思ってる。
今日はもう寝ます おやすみなさい。 お坊さんは、遺品を見つめながら言った。
「君のお爺さんだけじゃないんだよ、ここの墓地の檀家さん、このお寺を守ってくれる方々が、いつかはくる自分や自分の先祖のお墓の側に、仏さまを埋葬し直したんだよ。」
確かに、同じように墓石の隣に小さな墓石があったことを思い出した。
俺 「その骨とかって、どのくらいあったんですか?」
お坊さん 「32、でも線路の部分だけだから、まだ仏さまは居ると思うよ」
俺は、続けて聞いた。 俺 「どうして、たくさんのひとが、そんなことになったの?」
お坊さん 「戦争だよ、空から爆弾が昔たくさん落ちてきて、山の上が壊されたんだ、そこに住んでた人たちでね、地面が崩れて埋まってしまった。」
俺 「‥‥ 」
当時の俺は、戦争のことを軽視してたと思う。
お坊さん 「これが、戦争だったんだよ」
お坊さんは、赤黒い布を手のひらを開き、示して説明してくれた。
それが戦争に行った人達に渡された赤紙だったこと、無事に帰りを待つ家族の気持ちの想いを。
俺は、黙ってお坊さんの話しを聞くしかなかった。
犬のぬいぐるみって、戦争に行った兄弟からのプレゼントだったんじゃないかと思う。無事に帰れる保証なんてないから。
俺は持ち込んだ日本人形のことを聞いた。 >>299
厚木市って俺好きだった。なんだろう、当たり障りない市民性で大和市から行くと座間市挟んで世界観が優しい思い出あるんだ。
見てくれてありがとう。 お坊さん 「人形はね、線路から出たときに、君のお爺さんが持って帰ったんだ。」
俺 「え?、土のなかに埋まってたんでしょ?」
お坊さん 「たくさんの遺品のなかに、あの人形さんがあったんだよ。」
俺は、小さな墓石の横にもう一つ更に小さな墓石というか、小石を積み上げたかのうな墓石を思い出した。
お坊さんは見ず知らずの人骨を受け入れることは檀家さんに、個人的にというか、宗教家的にいうか無理だったらしい。
でもそのお坊さんは、檀家さんの
墓ならと目を瞑ったと言ってた。
お坊さん「ほんとうに、来てくれたね。ありがとう。あの人形はちゃんと供養するからね。」
俺はその言葉の意味、髪がのびる人形、戦争に巻き込まれて亡くなられた人達、物質な人形、動くはずのない指が数本折れた人形、「来てくれたね」のお坊さんの言葉、正直理解しようとしても当時は無理だった。
いろいろありすぎで、書いてて思い出すこととかあるので、なるべく割愛しないように、これからも書きます。
見ててくれてる方々、ほんとうにありがとう。おやすみなさい。 >>302
おつかれ
1が独特の雰囲気のスレでクセになる
地名出てくるのがリアリティあってすき
人目気にせず自由に書いてほしい うーん、なんともいえない味わい、、、
とりあえずお疲れ! 一行ごとに空の行を挟む書き方、ちょいちょい見かけるけど
どういう意図でそうしてるんだろう… 目が滑らないようにじゃね?
まとめの人みたいな書き方は読みづらいから読み飛ばしてるわ 目滑り防止か…この方が読みやすいって人もいるんだな >>306
ありがとう基本書くときは昔からの2ちゃんの決まり事のように句読点無しで改行空白無しで書くようにしてるこうやって
でも、近年はサーバーをそこまで圧迫してないと思うんだ。
それと、句読点や改行無しだと、どうも読みづらくなったのもあって、自スレだからこう書いてます。 >>307
俺も最初、読みにくいと思ってたけど、今はこれが読みやすいし、読み返しやすいんだ。
質問してくれて、ありがとう。 おまたせしてすみません、続き書きます。
俺達家族は、お坊さんにお経をあげてもらい、お土産にたくさんの蜜柑を貰った。
俺「ありがとうございました。」
お坊さん「いつでもおいで」
俺は、この時から普通は視えない何かに興味を持ち始めていたと思う。
帰りの車の中で家族は終始無言だった。
自宅に到着すると、親父が玄関を開け足早に台所へ行き、塩を持って、俺達に振りかけた。自らも両肩な振りかけてた。
俺は聞いた。 なんの意味があるのかと、すると親父は
「こういう時や葬儀のあとにはするもんだからな」
ガキながら、そんな映画や心霊番組で観ていた情報だっただけに、そんなもんだなと、当時思っていた。
でも、それは間違いだった。 そこから、いろいろな出来事が始まった。
まず現実的なことで言えば、そのお寺さんに行って、まもなく両親は離婚した。
俺は小学校四年生だった。
夏の日、親戚一同、狭い家の平屋に集まり話し合いをしてた。ガキだった俺に叔母たちが、公園にでも行ってなさいと五百円くれた。
俺は、妹を連れて公園へ行った。
公園の側にある駄菓子屋さんで、妹と好きなものをお互い買って、ベンチで食べてた。
すると、知らないおばさんが声をかけてきた。 >>313
ありがとう。ほんと、書き残したい体験談なんで おばさん「こんにちは、人形持ってる?」
俺「え、‥持ってないですけど、」
妹はお菓子に夢中で、そのときのことは覚えてないらしい。
おばさん 「そう‥」
哀しげな表情で、背を向けると去って行った。どの人形なんだろ、突然なんだろうと俺は、そのとき不思議しかたなかった。
当時、駄菓子で五百円はかなり贅沢な金額で、妹とまた駄菓子屋さんに居ると、叔母が迎えに来た。
伯母さん「すぐに帰るよ」 俺と妹は、急かされるように公園をあとにした。帰りの道中、俺は叔母に聞いた。
俺 「お母さんたち離婚するの?」
叔母「帰ってから話すからね」
まだ低学年だった妹は、駄菓子で買ったお菓子を、嬉しそうに食べながら、伯母さんに手を引かれて歩いていた。
公園へ行ってきなさいと、言われた時から、だいぶ時間が経ってたようで、ヒグラシの声が聞こえる夕暮れだった。
帰り道、さっき公園で話しかけてきた、おばちゃんとすれ違った、無表情だった。
でも、振り返ったらその姿はなかった。
自宅へ戻ると、親戚はもちろん両親も神妙な面持ちで集まったままで、おかえりと言った。
そんななか、堰を切ったように話し始めたのが、俺の親父の姉の旦那、叔父さんだった。
叔父「親父は浮気したんだ、ろくでもないんだ。だから離婚することに決まったからな。」
俺は、知ってたし、正直浮気とか嫌いだった。
けど血の繋がってもない人に、ましてや小学生にそう言えた時代って凄いと思う。
どんな、親父でも俺の親父だから。
続けて、駄菓子で喜んでた妹に
叔父 「お父さんはこの家出て行くけど、心配なことあったら叔父さんたちいるからね」
妹は過呼吸になり、なんで、なんで、お父さんなんで、泣き叫んでた。
親父は俯いたままだった。
そのとき俺は違和感に気付いた。お寺に返したはずの人形が、親父の左肩にみえる。公園と帰り道ですれ違ったあのおばちゃんが探してる
ほんとうにそうだった、時を経てそのおばちゃんと、また出会った時に物事の本質を知ることになったから。
今日も見てくれてありがとう。おやすみなさい。 エラー長文すぎて書き込めなかったみたい、読みにくくなっててごめんなさい。 改行があってもなくても惹き込まれる文章だわ
父ちゃんの肩の人形で心臓がギュッとなった >>319
今思うことは、この世の中に悪い人なんて居ないと思うんだ、
過ちをおかす >>323
訂正。
過ちを犯すひとはずっといるけど、俺も含めて。 そのおばちゃんに、また会ったのは、両親が離婚して数年後だった。
その不思議な再開まで、割愛無しで書きます。
両親が離婚しても、不思議なことはたくさんあった。
お袋の姉の旦那さんの母親が亡くなった。
お通夜の夕方だった。
玄関に到着し玄関のドアを開け入ると、普段そとで飼われてるシェパードが居た。
俺は、そのシェパードと小さい時から遊んでいたから、尻尾を降って側に来た。 そのシェパードを撫でていると、一点を見つめて固まってた。
俺「どうしたの?」
俺は背中を撫で続けていると、シェパードは震え出した。
シェパードが玄関ホールからすぐにある左側の部屋の方向に目を凝視し、尻尾を下げた。
すると、その部屋のドアノブがゆっくり回った。
俺と犬 「誰?」 ゆっくり静かにその部屋のドアは空いた。
俺はそのドアの部屋の先を玄関ホールから覗いてた。固まって震えてるシェパードと一緒に。
シェパードが一度吠えた。
俺は、ありえない現象とシェパードの慌てぶりに大声で叫んだ
「誰か来て!はやく!」
伯母さんが来た。 開いたドアの先に見えるのは、真っ暗な部屋。
俺は泥棒かと思ってた、でもその部屋には誰も居ないはず。
来てくれた伯母さんと一緒にその部屋へ入った。カーテンを開けて電気をつけた瞬間
「ミ♪」
ピアノの音か鳴った。 最近、仕事が忙しくてまた後で書けたら書きます。
見てくれてるみんなありがとう。 >>330
ありがとう。当時は怖かったけど、今は普通になったんだ。 ミの音は、1オクターブ低い音だった。
なんでその音がわかったかって言うと、ガキの頃から楽器や歌に興味があったから。
その家の従兄弟も楽器をやってた。
さっきまで真っ暗だった部屋にピアノがあった。そのピアノか音を出した。
ミ♪のあと、メロディーを奏でた。
伯母 「‥、」
俺 「‥、このおと、ピアノ、‥」
俺は当時、ピアノの構造がどうなってるか知らないし、電子ピアノでもないピアノが勝手に、曲を奏でたことに驚愕した。
そのメロディーというか、その曲はベートーヴェンの月光だと、後に知った。 ワンフレーズ、奏でたらピタッと止まった。
来てくれた伯母さんは、俺を置いて足早に家のどこか向かった。
俺もその部屋を出て、玄関で震える儘のシェパードにしがみついてた。
さっきまでのメロディーが頭から離れないまま
お袋が来た、お袋は俺にこう言った。
「ベートーヴェンは目が見え無かったの、亡くなったおばあちゃんも。」
その瞬間、また
「ミ」
めちゃくちゃ眠くなったので、ねます。ありがとう ベートーヴェンは耳が聞こえなかった(聞こえなくなった)のでは? >>336
そうなんだ、耳が聴こえないばあちゃんだったんだ >>337
ほんと、待たせてごめんなさい。見てくれてありがとう。 >>338
保守ありがとうございます。少し仕事が落ち着いてきたので、続き書きます。 >>339
見てくれてありがとう。ぱんつ抜く話しはないけれど、脱がされそうな話しも書くね お袋は続けてこう言った
「おばあちゃんは目も見えなくて、耳が聴こえなかったのに、ピアノを弾いてたんだよ」
俺が幼少のころから、お婆さんが亡くなるまで、俺はそのお婆さんと、一度も話しもしていなかったこと、補聴器をつけていたことを思い出した
覚えてるのは、そのお婆さんの孫にあたる長男の友達くらい
ガキの俺にじっと座るように言われ、イガグリ坊主あたまに、虫眼鏡で太陽光を照射されたこと。
短い髪が燃える嫌な臭いと痛さは一生忘れられない、笑い声も 話しは戻るけど、そのお婆さんに飼ってた犬は一切懐かなかったみたい。
「ミ」なんだけど、いろんな場面で聴く音になった。
弦楽器ではチューニングに使われる音って言われてるけど、どうもそれだけじゃないと今は思う。
それは両親が離婚して、俺が小学校四年生のころ。
一家四人が一家三人になって間もないとき、「ミ」の音が聴こえた。
23時くらいだった。 親父が居なくなった平屋でお袋は、四畳半の部屋に寝てて、俺と妹は6畳の部屋をカーテンで半分に仕切って寝てた。
そのとき起きててテレビをイヤホンつけて観てた。当時の男の子ならこっそり観たい番組。
すると、何かが動く気配を感じた。俺は慌ててイヤホンを外した。
動く気配のほうを見ると、ぼんやりと白い着物を纏ってる女性が、お袋が寝てる四畳半の部屋に行った。
俺は妹がトイレに行ったのかと思った。
でもそうじゃななかった。
明日また続き書けます。おやすみなさい。 ぼぉんと「ミ」の音が聴こえた。
その時、隣りの部屋で寝てたお袋が
「だれかいる!だれかいる!」って叫んだ。
俺は起きてたから、泥棒か何かと思いとっさに、当時使ってたトレーニングバットを持った。 トレーニングバットって、野球してるひとは知ってるとだろうけど、鉛の入った重いバット
俺はお袋のいる隣りの部屋へ行った。 5ちゃんねらの元後輩がうんたらかんたらスレの>>1みたいだな。 お袋が寝てた部屋に行くと、お袋は布団から起き上がってた。
俺は辺りを見回したけど、泥棒とか人の気配はまったく無かった。
お袋は顔面蒼白で、冷や汗を拭いながら俺を見上げた。
俺 「大丈夫?」
お袋 「‥‥うん」
俺 「誰か居たの?」
お袋 「‥‥うん」
お袋は眠ってるときに金縛りになったらしい、そしてその金縛りの途中に掛け布団を足元からずりずりとひっぱられて、目を向けると白い服というか白装束の女性が居たらしい、俺が見たのと同じだった。 その夜、供養というか、除霊というかわからない俺達親子は線香を朝まで炊いた。
何故か俺とお袋は不思議な体験を一緒に経験してるんだ。
その当時、一番不思議だった話しをするね。
と、その前におもしろくもおそろしい話しする。 このスレ読んでてくれてる人はわかると思うけど、昭和の時代って近所づきあいとか、家の鍵掛けないとかあったんだ。
エアコンなんて無いし、真夏も網戸と扇風機な生活。
そんな真夏の深夜、お袋が寝てる布団の上から、誰かが覆いかぶさってきたらしい。
俺は、翌日に聞いた話しだけど怖かった。
お袋 「‥‥ん?」
知らない男 「あぁ」
お袋 「えっ?」 俺と妹、親父は隣りの部屋で川の字になって寝てた。
お袋 「どうしたの?お父さん」
知らない男 「‥‥」
突然その男は網戸を開けて逃げ出したらしい。
お袋 「おとうさん!おとうさん!どうしたの!」
お袋は知らない男なのに、俺の親父がトチ狂って走って行ったと思ったらしく、裸足で追いかけた。
知らない男は親父が起きたのに気付いて、逃げたんだろう。
親父はお袋がトチ狂ったと思って裸足で追いかけた。
知らない男を追うお袋、そのお袋を追う親父、もうわけわかんないよね。
今では笑い話だけど、セキュリティなんて言葉さえもない昭和では夜這いとかあるあるだったんだろうね。 話しは戻るけど、俺は宗教とか信仰してない。ただ八百万(やおよろず)の神様 は居ると思ってる。
神様の話しもしたいけど、後で。
バラック小屋みたいな家の向かいに立派な二階建ての家があったんだ。
春だったと思う、その家で飼ってたメス猫、ナナちゃんが雀(すずめ)を咥えてた。今はハーネスつけて飼うのが主流だけど、昭和は放し飼いが主流でね
俺はその家のおばさんに、伝えに行った。おばさんは慌てて出てきた。
おばさん 「ナナおいで」
雀を咥えたナナちゃんは、おばさんの足元に雀を落とした。 おばさんは、その雀をそっと手に取ると、
「しんじゃう」
右の手のひらに乗せて、なにやらブツブツ言いながら、左の手のひらを雀にかざしてた。
今でもはっきり覚えてるあの瞬間、瀕死な雀の瞼がパチッと開き、手のひらから飛び立ってった。
ガラスにぶつかって脳震盪をおこす野鳥もいるけど、あんなにパチッと目を開けて突然飛べないと思う。
俺 「おばさん何したの?、」
おばさん 「私もびっくりしたよ」
俺 「なんて言ってたの、手のひらで?」
おばさん 「お母さんに話すから、お母さんから聞いてね」
お袋と向かいの家のおばさんは滅多に会話することが無いのに一時間くらい話してた。 お袋は俺がその状況を一部始終見ていたこともあり、入信した。
真光
手かざしで治癒する宗教であってると思う。御神霊というお守りみたいなのを貰って祝詞を唱えながら手かざしする。
俺は当時半信半疑でいた。でも俺が入信することはなかった。
これは俺の考えというか、経験だけど、凄い修行や何年も山籠りして悟りを拓く、生き神みたいな人は居ると思ってる。
だから凄い力を使えるんだと、でも悟りを拓いた教祖でも教団の運営に困ってる、うまく自分の利益に利用する人が居るから。
ほんと今でも忘れないのが、中学生の同級生から仏教系の宗教勧誘があったとき、話しそれがちでごめんなさい。これも後で話します。
で、真光はって言うと凄い力を持ってると思う。
教祖さんはね。
お袋が入信して道場と呼ばれる場所へ何回か行った。
めっちゃ立派だった記憶は小田原 極微七索‥高天原山‥
守りたまへ、先払いたまへ、
立派な道場で祝詞(のりと)をあげてた、信者たちは体をゆらしながら、キモかった思い出 ホラー映画とか、心霊動画とかで見るそのまんま。
とにかく怖かった。
でも、祝詞には神様の力が宿ってると最近になって確信した。
全国各地の神様の声 「ミ」 お袋は宗教勧誘活動に疲れ脱退した。
脱退して数ヶ月後のことだった、家で飼ってたネコ、ペロが瀕死になってた。
背中で小さく息をするのが精一杯で、口から唾液を垂らしてた。
お袋に俺は言った。
俺 「手かざししてよ!」
お袋は脱退した真光の祝詞を唱えながら手かざしした。
ペロは眠った、翌日 ペロは何事も無かったように元気になって、猫まんまを食べてた。
俺 「すごいね、手かざし」
お袋 「何だろうね」
それから俺はその力を持つようになった。 手かざし。
その当時はよくわからなかった、でも今は視えるんだ、
左の手のひらには青い光
右の手のひらには赤い光
彼女や親友に左の手のひらで、痛いところを、翳すとたちまち痛みが消えた。
同時に俺に痛みが来た、なんだろうこれってずっと思ってた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています