彡(゚)(゚)「これ……誰の結婚式やったっけ?」
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彡(^)(^)「いやあ結婚式の料理はおいしいなあ、キャビアにフォアグラもあるで」
彡(^)(^)「ワインも上等っぽいし、余興のピアノ演奏も見事やったわ」
彡(^)(^)「新郎新婦も幸せそうで…」
彡(゚)(゚)「…………」
彡(゚)(゚)「新郎新婦って、誰やったっけ…?」 (´・ω・`)「じゃあ何か、目に見える証拠を探そう」
(´・ω・`)「やきう君、そこのスプーンを頬の内側に当ててみて」
彡(゚)(゚)「へ? こうか?(モゴモゴ)」
(´・ω・`)「ミネラルウォーターのペットボトルを用意して、首の少し下で切る、漏斗の形だね」
(´・ω・`)「そしてフタにアイスピックで穴を開ける」
(´・ω・`)「ここに丸いガラス玉かビーズをはめ込めば、手作りの顕微鏡になるんだよ」
(´・ω・`)「プレパラートもペットボトルの切片で作れる」
彡(゚)(゚)「ビーズなんてどこにあるんや?」
(´・ω・`)「結婚式場ならあちこちにあるよ、そのコサージュされてる造花にもついてる」
(´・ω・`)「見える見える、これが頬の内側の細胞だね」
彡(゚)(゚)「おお、ほんまや」
(´・ω・`)「これで証明できたね、さすがに細胞レベルからロボットを作るとは思えないし」
(´・ω・`)「僕らは人間だよ」
彡(゚)(゚)「ワイらって人間なんかな」
(´・ω・`)「それは今はおいておこう」 彡(゚)(゚)「ワイらがロボットでないのはわかったけど、何が起ってるのかは謎のままやな」
(´・ω・`)「そうだね、情報が欲しいけど、うかつに人には聞けないし、外にも出られない……」
(´・ω・`)「無電源ラジオを作るには材料のハードルが高いなあ」
(´・ω・`)「バス停や蛇口がラジオになったなんて例もあるけど、あれは送信所の近くの話だし…」
彡(゚)(゚)「話についていけへん……」
司会「さあ新婦によるブーケトスです、ご希望の方は列の前にお並びください」
(´・ω・`)「!!」
(´・ω・`)「やきう君! あのブーケ取ってきて!」
彡(゚)(゚)「へ?」 (´・ω・`)「いいから早く!」
彡(゚)(゚)「わ、わかった」
司会者「さあブーケをお投げください」
彡()()「うおおおおぉぉっっ!!!」
ゴロゴロ
彡(゚)(゚)「はあはあ……と、取ってきたで、礼服に土がついてもうたわ」
(´・ω・`)「ありがとう、ちょっとトイレに行こう」
彡(゚)(゚)「?」
彡(゚)(゚)「トイレに来たけど、どうしたんや?」
(´・ω・`)「よく見て、このブーケ、生花じゃなくて造花だ」
彡(゚)(゚)「せやな」
(´・ω・`)「その中に、英字新聞で作った手裏剣みたいな花が混ざってる
彡(゚)(゚)「ふむふむ、ほんで?」
(´・ω・`)「英字新聞だよ、立派な外の情報だ」
彡(゚)(゚)「あっ! そうか!」
(´・ω・`)「読んでみるよ、えーと、ん……」
(´・ω・`)「『休刊のお知らせ』」
(´・ω・`)「『617年に渡りご愛顧いただきましたデイリー・テレグラフ紙は、その歴史的な役割を終え、休刊となりました』」
(´・ω・`)「『もはや報道されるべき犯罪もなく、抱くべき不安も耐えて久しく、新聞がその役割を終えることは大いなる歓びであります』」
(´・ω・`)「『以後は気象情報、年中行事その他につきましては電子版にて配信を行います』」
彡(゚)(゚)「ほーん、休刊するんか…」
(´・ω・`)「…………」
(´・ω・`)「そ……そんな、バカな……」 彡(゚)(゚)「ど、どうしたんや? 新聞が休刊になるのは珍しいかも知れんけど、別に……」
(´・ω・`)「そうじゃない…デイリー・テレグラフ紙はイギリスの新聞だけど」
(´・ω・`)「その創刊はえーと……クリミア戦争の頃…そう、たしか1855年だよ」
彡(゚)(゚)「?」
(´・ω・`)「それが617年間のご愛顧って…」
(´・ω・`)「つまり今は、少なくとも西暦2472年以降だよ!」
彡(゚)(゚)「なんやて!?」
彡(゚)(゚)「も、もう驚くのも疲れたけど、どういうこっちゃ」
(´・ω・`)「……僕たちの記憶は21世紀初頭のものなのに」
(´・ω・`)「僕たちはここで400年近くも…?」
彡(゚)(゚)「せやけど新聞が役割を終えたってのも変な書き方やな、犯罪がないとか、不安がないとか」
(´・ω・`)「……」
(´・ω・`)「いろいろ、可能性は考えられるけど、これ以上は考えても仕方ないね」
(´・ω・`)「ここを出よう、外は森だったし、少なくとも冬じゃなかった、出てしまえば何とかなる」
彡(゚)(゚)「せやけど、ドアには鍵が…窓から逃げるんか?」
(´・ω・`)「こっそり逃げるとは言ってないよ」
(´・ω・`)「火事を起こせば、お客は外に出さざるを得ないでしょ?」
彡(゚)(゚)「えぇ…(ドン引き)」 -数日後-
(´・ω・`)「準備完了だ、今夜の0時ちょうどに自動発火装置が作動する」
彡(゚)(゚)「お前すごいな、ありあわせの材料でよくそんなもん……」
(´・ω・`)「原始的なものだよ、でも設置した部屋のスプリンクラーは壊してるし、紙も置いてるから、それなりの大火事になるはず」
(´・ω・`)「今日はベッドに横にならず、床に座っててね」
彡(゚)(゚)「床に座っとけばプシュッてならへんのは確認済みやからな」
(´・ω・`)「そう、火災のベルが鳴るはずだから、そうしたら式場の前まで走ってきてね」
(´・ω・`)「服は着てたほうがいいな、礼服はカゴに置かずに着たままでいて」
彡(゚)(゚)「わかった」
彡(゚)(゚)「さて、そろそろ夜の0時かな?」
彡(゚)(゚)「あいつはああ言ってたけど、ホンマに自動発火装置なんて……」
ジリリリリリリリ!!!
彡(゚)(゚)「おお! ホンマに鳴ったで! 漫画みたいや!」
彡(゚)(゚)「よっしゃ式場まで行くか!」 彡(゚)(゚)「ホールには非常灯だけやな、薄暗いわ」
(´・ω・`)「やきう君、上手く行ったね」
彡(゚)(゚)「おお、お前か」
彡(゚)(゚)「ちょっと煙も出てるな、大したことはないけど」
彡(゚)(゚)「お、ホールにスタッフの人がいるわ」
係員「……」
(´・ω・`)「すいません! 火事です! いったん外に出してください!」
彡(゚)(゚)「あのベルの音が聞こえるやろ!! 煙も出てる! 出してくれ!!」
係員「……」
彡(゚)(゚)「と…止まってるで」
(´・ω・`)「顔にうぶ毛がない…。この人もロボットみたい」 (´・ω・`)「でも電源が落ちてる…のかな? 動かないな」
司会者「どないしはりましたか?」
彡(゚)(゚)「あ、司会者のおっさん」
彡(゚)(゚)「火事なんや! 外に出してくれ!!」
(´・ω・`)「煙も出てます、吸い込むと一酸化炭素中毒の恐れも……」
司会者「……」
司会者「ははあ、あんたたち、暗示が解けてますなあ」
彡(゚)(゚)「は?」
司会者「こちらへどうぞ」
彡(゚)(゚)「なんか長い廊下に入ったで、なんやここ」
司会者「ここは複数の施設が隣接してましてな、その中を通る見学用通路ですわ」
司会者「お二人とも、新郎新婦とスタッフがすべてロボットなのはご存知ですか」
彡(゚)(゚)「せやな、こないだ首が折れた奴がいたし」
司会者「最近メンテ不足ですな、今度オーバーホールせんとあきまへんわ」
(´・ω・`)「あなたは人間なの?」
司会者「私はただ一人の人間の職員ですな、といっても持ち回りですんで、5年で別の参列者が司会者に変わりますわ」
彡(゚)(゚)「どういうこっちゃ」 彡(゚)(゚)「おや、ずっと歩いてたら窓のある廊下に来たわ」
彡(゚)(゚)「窓の外は体育館ぐらいの部屋やな、カプセルみたいなもんがズラッと並んでるわ」
彡(゚)(゚)「中に誰かいるような…」
司会者「お二人とも、記憶はどこらへんまでありますか」
(´・ω・`)「21世紀初頭ぐらいまでです、自分のことはあまり覚えてないけど」
彡(゚)(゚)「ワイもそんなもんやな」
司会者「では最初からですな」
司会者「驚かんで聞いてほしいんですが、今はそれから数百年後の世界です」
司会者「私も日付とか興味ないんで覚えてませんが」
彡(゚)(゚)「……」
司会者「人間もだいぶ進歩しましてな」
司会者「もう欲しいものは何でも作れるし、病気や老化もないし、必要な労働もロボットがやってくれますんや」
(´・ω・`)「ということは、完全な核融合炉の完成とか、水と空気から有機物を作れるとか、そういう技術が?」
司会者「……えーと、そうです、そんな感じです」
彡(゚)(゚)「このおっさん意外と頼りないで……」
彡(゚)(゚)「おや、廊下の外、今度は黒い板みたいなんがズラッと並んでる」
彡(゚)(゚)「一つ一つに名前が書いてあるな、お墓みたいや」
彡(゚)(゚)「おや、表面にニコニコ動画みたいに文字が走ってる…歓喜、幸福、感動、不安、充足、性的興奮」
彡(゚)(゚)「なんのこっちゃ」 (´・ω・`)「でも病気や老いもないって、不老不死ってこと?」
司会者「それに近いもんらしいですわ」
司会者「火事の騒ぎで一酸化炭素中毒がどうとか言うてましたやろ、それで気づきましたんや、暗示が解ける時、記憶喪失みたいになる方がいますよってな、この人ら不老不死のこと忘れてるな、と」
彡(゚)(゚)「ほーん、なるほど」
彡(゚)(゚)「せやけど話が見えてこんで、なんでワイらは結婚式に出てるんや」
司会者「誰かが考えはったんですわ」
司会者「美味しいものを食べて、面白い余興を見るだけの日々だと、すぐに飽きてしまう」
司会者「かといって毎日仕事するのも辛い、そもそもお金を稼ぐ意味もほぼ無くなってる」
司会者「娯楽と仕事の中間でないと駄目なんやそうです。楽しいながらも、義務感と緊張感があることで退屈せず長続きするそうですわ」
彡(゚)(゚)「ほーん…じゃあ何や、すっごい大掛かりな暇つぶしなんか」
彡(゚)(゚)「あの豪華な料理とか、余興をやるロボットまで用意して…」
司会者「今の世の中、そういうのもタダ同然ですからなあ」 彡(゚)(゚)「おや…廊下の外、今度はでっかいプールや、水が緑色やな」
彡(゚)(゚)「なんか人型のもんがたくさん浮いてる、ロボットには見えへんけど…」
司会者「あまり見んほうがよろしいで」
(´・ω・`)「質問なんですが、暗示がどうとか言うのは?」
司会者「この生活は長続きしますけど、それでも何十年もやってれば流石に飽きてきます」
司会者「なので定期的に記憶を消して、この生活は義務や、何も疑問を持たずにいるべきや、という暗示をかけるんですわ」
司会者「まれに、自然に暗示が解ける人もいまして、そういう場合は2010年代ぐらいからごっそり記憶が消えるようですな」
彡(゚)(゚)「今のワイらの状態やな」
司会者「ちゃんと処置を受ければ思い出せますわ」
彡(゚)(゚)「……」
司会者「つきましたわ、ここの医務室に記憶のなんや…難しい名前の機械があります」
司会者「せやけど、この廊下を真っすぐ行くと、スタッフ用の出口から外に出れます」
彡(゚)(゚)「選ばせてくれるんか?」
司会者「記憶の処置は本人の意思がないとあかんのです、外に出るのも自由です。外を見てから戻ってきてもよろしいで」
(´・ω・`)「……外の世界に、普通に生きてる人はいるの?」
司会者「いますで、でっかいロケットで太陽系から出ようとしてる人とか」
司会者「不老不死を拒否して畑とか作ってる人もおりますわ」
司会者「ただ、そういう人らは全部集めても1万人ってとこですな」
彡(゚)(゚)「……」
(´・ω・`)「……」
外に出る? 出ない? ↓ 彡(゚)(゚)「外に出るわ」
(´・ω・`)「僕もそうするよ」
司会者「そうですか、ではこれ、保存食と水ですわ、リュックもありますで」
司会者「外には車もあります、半自動運転ですんで、口で命令するだけで走ってくれますわ」
彡(゚)(゚)「なんや、えらい準備がええなあ」
(´・ω・`)「まるで、外に出るって言うと分かってたみたい…」
司会者「まれに暗示が解ける人がいるって言いましたやろ」
司会者「前任者からの引き継ぎですが、暗示の解けた方は、ほぼ間違いなく外に出たがるそうですわ」
彡(゚)(゚)「…………」
司会者「不思議なもんですな、自分たちでここまでのもんを作り上げたはずやのに」
司会者「なぜか、いきなり目の当たりにすると拒否感があるそうですわ」
司会者「まあ、いつでもお待ちしてますよって、世界旅行の気分で行ってくるとよろしで」
(´・ω・`)「……わかりました、じゃあ、お元気で」
彡(゚)(゚)「……ほな」
司会者「はい、ではまた」 彡(゚)(゚)「おっと夜が明けてきたわ」
(´・ω・`)「この車すごいね、暗い森の中でもすいすい走ってたよ」
彡(゚)(゚)「さすが数百年後の技術やなあ」
彡(゚)(゚)「……」
彡(゚)(゚)「こんなに凄いもんが作れるのに、なんであんな施設に引きこもったんやろ」
(´・ω・`)「そうだねえ、あの生活はあれで楽しかったけど」
(´・ω・`)「何百年もあの生活の繰り返しってのはちょっと……」
彡(゚)(゚)「まあ生き残ってる人ってのに期待しようか」
(´・ω・`)「そうだね、ケープカナベラルにはまだNASAがあるらしい」
(´・ω・`)「核融合エンジンのロケットが見られるそうだよ、楽しみだなあ」
彡(゚)(゚)「それはよう分からんけど、ワイも世界を回って色々見ようと思うわ」
(´・ω・`)「うん、せっかく外に出たんだし、今は楽しく過ごそう」
彡(゚)(゚)「せやな」 彡(゚)(゚)「……」
彡(゚)(゚)(いま、ワイ、「生き残ってる人」って自然に言うてもうたな)
彡(゚)(゚)(そういえば施設はまだ見られるやろか、振り返ってみたろ)
彡(゚)(゚)「うおっ……なんや、あの巨大なビルは」
(´・ω・`)「大きいねえ、地上500メートルはありそうだ、あの中に式場とかが入ってたんだね」
(´・ω・`)「もしかして、式場と宿泊施設のセットが、他にも何十とあったのかな」
(´・ω・`)「でも凄いよ、人間の技術力はほんとに進歩したんだね」
彡(゚)(゚)「進歩……」
彡(゚)(゚)(ワイにはあの建物は、黒い立方体は、ビルと言うより……)
彡(゚)(゚)(……ま、ええか、暗いことは考えんでおこう)
彡(゚)(゚)(せっかくワイらも、生き残ったんやしな……)
(おしまい) ____
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 ̄ ̄ ̄ ̄
/.i あ!今日土曜日ど!
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| |/ ‐'' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
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| | ( ‘j’ ) | |
| |_/ 二\ | |
| |_/\ \\) | |
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| | / /\ ̄ ̄ ) |
| | / /  ̄| ̄ 土 曜 日 |
| \ \ \ \ |
ゝ、 \ \ \ \ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :::;;;;;;,-''''''''-;;;,;;;;;;
;;;;;;;;;;i´ / ●`i;;;;;::::
;;;;;;;;┌' ● i ノ 'ヘ;;:
;;;;;;;;;)ュ, | ,r(;;; 汝が土曜日を覗きこむとき、
:;;;;;;;;;>、`-′ ,ノヾ;;;;;;; 土曜日もまた汝を覗き返している
;;;:,チ''゛ :`::::::':': ゙゙Y;;;;::::
::;;;;y'´ , `{;;;;;:::::
::;;;.(, ″ '(;;;::
;;;;;:`,ll'-=@ ll |:::
::::| ゙;,_ ,: ゙ i;;;;,,,,,,,,,
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;;;;;;;;ハ i::::: ....::::'' `'<;;;;;:::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
≠ 土曜へ退避せよ! ≠ ;;;;;;;;;;;;;;;;/
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:::::\ | 繰り返す、 ≠
:::::::\ ≠ 土曜へ退避…… |
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:| :| :|::: Σ◎ :|: |: |:
:| :| ヘヘ |: :|: |: |:
:| :| ( ) :|: |: |:
:| :| ノ @ヽ. :|: |: |:
:| :| ̄ι J  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|: |:
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γ つ ヽ__⌒ヽ
し ○ ) (__λ_丿
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