ぺろっと

◆韓国の嘘。日本が行ったとされる文化財の略奪。
●実は金欲しさに地元の朝鮮人が盗んで骨董商に売り払っただけだった。

日本人は、朝鮮人から土地を奪ったとして非難されるばかりではなく、さらに悪い事に「先祖伝来の遺産を奪う事で民族の帰属意識までも奪おうという手の込んだ陰謀の一環として、朝鮮の文化的な遺物を無差別に略奪した」とされている。だが、ペヒュンイル・カリフォルニア大学准教授は、この反日的なレトリックのもう一つの帰結として「誰が朝鮮の文化財の略奪に責任があるのか」という議論百出の論争の中で、自らが利敵行為を行ったというわずかな可能性をも一切否定するために、朝鮮人は超大国の無意識の犠牲者として自らを描く事になったのだと指摘する。

何故なら彼女の非難の矛先は、「実際に遺産の略奪に加担して採掘し、戦利品を売り渡し、事もあろうに朝鮮総督府の美術館から朝鮮の文化財を盗み出したのは、『農民、密輸業者、そして多くの骨董商と関係のある商人を含む地元の人間たち』であった」というところに向けられているからである。

これらの手合いの得意先は、当初は伊藤博文や柳宗悦らの日本人であったが、植民地時代の最後期までには、都市部に住む裕福な朝鮮人の植民地エリートが台頭し、自身が収集した骨頭をため込み、美味い汁を吸うために同じ骨董商を贔屓にして日本人と競い合った。

それでも、1961年に誕生した韓国政府文化財管理局の創立者たちは、「民衆の独立心こそ、韓国の国家遺産の保護を可能にした唯一の原動力である」と主張していた。