>>76
興味深いご質問を頂きありがとうございます。
これは分析を進める上で、とても大切な視点だと思います。

自身のした行為による相手の直接的な反応・また、その行為による記憶がその後の行動に影響を与えていれば、それはその行為の反響と観ています。
”過去の記憶を元に未来の行動する”というのは人間の精神活動にとって当たり前なのですが、僕はこれほどにカルマの法則が当たり前に働いていると結論づけております。

例えば、カルマの法則を検証するために、周囲に愛情深い言葉をかけてみるというのを実行してみました。
当時の僕はニートも同然でしたので、母親に対して「今はこんな感じだけど、いつか楽をさせてあげるからね」と勇気を持って言ってみました。
(当時の僕にとってはこういう事を言うのが勇気のいる事だったのです)
父親にも「守ってくれてありがとう(経済的な意味で)」という言葉を伝えました。

その結果、親との関係が良くなり、親との関係で”言った方が良い事を言えるようになった”という体験は、なぜか、他の人間関係に効果が波及しました。
他の人に対する愛情が湧きやすくなり少し人から好かれやすくなりました。
その背景には”親に対して愛を表現した”という記憶が大きく影響していて、このように、記憶を元に何らかの感覚が広がれば、それはその行為による反響と観ています。
寄付なども同様に、”お金を無償で人に与えた”という記憶が、その先に自営業にとって重要な「相手目線」(相手の立場で考える)という事に繋がれば、それは寄付行為の反響であると観ます。