僕の考えるカルマの法則の概要についてお伝えします。

カルマの法則は人間の精神成長のベースとなっている法則です。
その過程では『自身のした行為が自身に返ってくる』などの原理も観られます。

例えば、誰かの悪口を言う→自身が人から悪口を言われやすい人格になる→悪口を言われるような振る舞いをする→悪口を言われるという流れがあります。
このように自身の行為の影響はまず自身の人格に返ってきます。
良いも悪いも自身の過去の行為により自我が形成され、その自我を解消するために未来・現在の出来事が起こってくる、という流れとなります。

※分かりやすいので悪口を例にしましたが、人に対する指摘には良い場合もあり、逆に、褒め言葉に関しても悪い場合もあります。
褒め言葉の場合ですと、親が子供の容姿ばかり褒めてしまった事で、”容姿が醜いと自分には価値が無い”と子供が信じこんでしまった場合、それは未来にコンプレックスとなり悩みの元になります。
こうした事もありますので、実際は、褒め言葉=良いというわけではありません。