弥勒の世の到来や岩戸開きを望んで、自分の人生と真正面から向き合うことから逃げた者は明治から数多くいた。
いつまで経っても到来せず、皆世を恨んで死んでいった。

神のフデのために生を放棄する者が出てくることに、もう終止符を打たなければならない。

どんな時代においても生から逃げず大難を小難に祀りかえていくのが神の子たる人の務めだ。