8年前、ロシアの墓地で墓石の肖像写真がスプレー缶で汚されるという事件が連続して起こった。
捜査を行っていた警察の眼にとまったのは、郷土史研究家のアナトーリー・モスクヴィンという人物。
家宅捜査の結果、ミイラ化した子どもの遺体およそ30体が出てきた。すべて3歳から12歳の女児だった。
気に入った幼女らの墓を長年にわたって遺体を掘り出すと、ミイラ化させ、ロウのマスクを被せ人形を作っていたのだ。
興味を失った人形は墓に埋め戻し、逆に気に入った人形には特に愛情を注ぎ、体内にオルゴールを埋め込んで、触ると人形が歌いだすように改造した。
こうして自分だけの死んだ「娘たち」に歌を歌い、物語を話し聞かせ、音楽をかけてお楽しみ会を催してやっていたという。
同居していた両親は、人形が何から作られていたのかについて一切疑問を抱かなかった。
合計80体近くの幼女の死体を掘り起こしたことを認めている。


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