未来の自分過去の自分 あの時の不思議体験はこれだったのかというもの。
時空の空間が繋がった話になるかな?

子供の頃、ちょうど夏休みで大いに遊んで家に帰宅
家族はどっかいってていなかった 自室に行こうとするとなんか声が聞こえる

「あれ?ねーなー どこに置いたかなぁ」

ど、泥棒かと思い心を落ち着かせ忍び足でドアの前まで行った
息を吸って「誰だ!」といいノブを回すもあかない ガチャガチャガチャ!
部屋の中から「わーっ!」と驚いた声が聞こえて次の瞬間 静かになった
突然 ドアは開き中を見ると誰もいないんだ 幽霊だとビビッてしばらくは自室で寝られなかったね

年月が経ち大人になって地方暮らし 盆に久しぶりに実家に帰った
ふと昔読んでいた本の事を思い出し俺の部屋にあるはずだと探しに行った
時刻は夕焼け セミがミンミン鳴いてる でも探していた本はなかったんだ

「あれ?ねーなー どこに置いたかなぁ?」 ・・・ん?と何か思い出した
これひょっとして・・・確か忍び足で・・ まさかな・・・・
ギシ・・・ギシ・・・と音がする うっ!・・・俺はドアの方を見ていた 
いるのかドアの向こうにガキの頃の俺が・・。
覚えている 来るぞ! 俺は驚くのか・・いやタイミングは覚えているんだ さぁ来るぞ!
来なかった・・・あれ? 違ったのか? とりあえず部屋から出るか
と足を踏み出そうとしたときに「誰だっ!」 ガチャガチャガチャ 「わーっ!」
おれは飛び上がって驚いた と静かになった ドアを開けるもいつもの廊下だ
ちょっと時間差やめろよー おれー 過去のおれー!

あの時、未来の自分が部屋にいた 今は過去の自分が廊下にいたってわけだ