リサ・モンゴメリーが初めて性的虐待を間接的にでも経験したのは3歳のときだった。
夜、ベッドで異母姉のダイアンとほとんど触れるくらいに並んで寝ていたとき、ベビーシッターの男が来て当時8歳だったダイアンをレイプしたのだ。

11歳になると、今度は自分自身が性的暴行の被害者になった。「性根の腐った酒飲み」だったという継父のジャックは、
モンゴメリーと母親にしばしば暴力を振るった。その継父が11歳のモンゴメリーを週に1、2度レイプするようになったのだ。

それから4年もの間、ジャックにとって継娘への暴行は、彼の人生の重要な部分になっていた。
ジャックは米オクラホマ州の林の奥深く、一家のトレーラーハウスの隣に「継娘のための部屋」を増築した。
部屋の入口は、トレーラーハウスの入口とは別だったため、継父が好きな時に誰にも気づかれずに出入りできるようになっていた。
継父はモンゴメリーをレイプし、肛門性交にも及んだ。

ある日、母親のジュディがその部屋に入った。夫が自分の娘を犯している最中だった。
激高したジュディは銃をとり、それを娘の頭に突きつけてわめいた。「よくも私にこんな仕打ちをしやがって」

虐待は次第にひどさを増していった。継父が友人数名を呼んで、部屋でモンゴメリーを集団レイプすることもあった。
何時間も続くその責苦が終わると、男たちは彼女に放尿し、まるでゴミであるかのように扱った。

母親も虐待の加担者だった。水道業者や電気工事業者に娘の体を売り、ちょっとした補修工事などをしてもらっていた。
これがリサ・モンゴメリーの物語である。