田中は一目で「人を殺しそう」と他人から思われるような窶れて鬼気迫る顔で街を練り歩き、ついに「あの時のタクシー運転手である主人公」を発見し、自宅も特定
ドクロの仮面を付けて銃を乱射したりして主人公を付け狙うようになる

一方、「ドブ」という名の指名手配犯がいた
喧嘩がめっぽう強く、様々な悪事を働いてきたという凶悪犯。巷では「殺人や強姦など、この世の全ての犯罪を冒している」という尾ひれまで付いている
田中が拾った銃は元々はドブの物で、その銃を手に入れたドクロ仮面が乱射事件を起こしたことにより、ドブの立場が危うくなる
主人公とドブには奇妙な悪縁が有り、銃を回収したいドブと、狙われている主人公との間で利害が一致し、二人は協力してドクロ仮面を捕まえることになる
しかし、ここぞという所で二人はドクロ仮面こと田中に銃を突きつけられて絶体絶命の窮地に立たされる
「なぜ俺の命を狙う!?」という主人公の問いに、田中は「お前のタクシーに轢かれかけてスマホが壊れたから」と答える
この回答に主人公とドブは唖然とし、「何がしたいんだ?」
田中「俺自身、何がしたいのかわからない。一言謝ってもらえたら、この気持ちも晴れるのかもしれない」
仕方なく主人公は謝ることにするが、その際!主人公の胸ポケットから「世界に1つだけの落語家消しゴム」が落ちる
田中はその消しゴムを拾い、「何でお前がこの消しゴムを持ってるんだよ?」
「ドブから貰って……」
田中は「ズーロジや、16年前にネットオークションをやっていたか」とドブを尋問するが、田中はそれを否定する
主人公はズーロジの「Aのアカウント」を確認する
「これ、お前じゃん」
「バレたか」
田中が銃の引き金を引き、ドブの腹に風穴が空いた
主人公はドブを見捨てて逃げ、ドブはついに警察に逮捕される
田中はズーロジを引退し、憑き物が落ちたかのように社会復帰した