>>33
2.だが,実体験でいいんだな?試しに1つ投げるからこれはセーフか判断して。
特に文章の長さ。 怖いほどではない。

深夜午前2時を回った頃だった。
仕事が長引いて車で帰路についていた時の話だが、国道を走っていて信号待ちをしていると、
街頭に照らされた前方のガードレールの下に真新しい花とお菓子が置かれてあるのが視界に入った。
少し疲れてたのもあり、距離も少しあったが、それを視界に入れながら走ってた。
近づくと歩道側に子供用のキックボード?らしきものに乗ってる男の子がいて一瞬目が合った。
通り過ぎる時に子供の声で聞こえたんだよ。「ガリガリ君食べたい」って。

で、その時に左側真横を見たらまた目が合った。そのまま走り抜けて2つ3つ先の赤信号で止まってたら、
いつの間にかもうガードレールを挟んだ歩道側にその子が居て、また「ガリガリ君食べたい」ってボソッと言う。
もう観念したよ。やらかした。小さな子供がそんな夜中の国道沿いに一人で居るはずも無く。。
分かったと言ってその先にあったファミリーマートで車を止めて、ガリガリ君3つ買ってUターンした。
置かれてある花の前で手を合わせて、買ったガリガリ君を3つ添えてさっさと帰路についた。

朝、仕事に行くために家を出てドアを開けると、何も無い玄関先に真新しいガリガリ君の空袋が1つポツンと落ちていた。
その後そこを通るが、別段何も無い。今では花も何も無い。あの子は成仏出来ただろうか? おしまい。