>>509
世の中からあらゆる競争を禁ずるべきだとは思いませんが、
要は競争の目的が何なのか、だと思います。競争はあくまで手段でしかない。
飢える者を作らない形での競争であればまだいいと思うんですが、人間、
飢えが絡むと憎悪や悲劇を招きやすい・・・

また、「競争がない(起きない)」という状態と、有利に立ち回る(ズルをする)
などで「競争に勝ち続けている」状態は識別する必要があります。
一部の巨大企業が市場を独占して自分たちに有利にして競争を起きないように
する事例は、競争はあるけれども常に特定の者達ばかりが勝者になり続けている
という状態です。

中段:
言葉足らずでした。
貨幣を全廃すべきというわけではなく、貨幣一極支配の経済を辞めたほうがいいという意味です。
貨幣での取引や交換だけではなく、モノやサービスを使った取引や交換も貨幣と同等に用いる
ことが出来ればと思います。
一か所が吸い上げて配給・分配する山羊座的制度じゃなくて物々交換(物々循環)
の仕組みでもいいと思います。「行き渡れば自分も他も飢えない」「供給していれば
自分も供給される」という意識が本能レベルにまで根付けば割といけると思います。
各々自分が提供できるモノ・サービス同士を相互に提供し合い、不当な取引が発生しない
ようにする。よく工夫された物々交換アプリとかあるといいですね。
また、モノやサービスのニーズは時代や状況や季節によって変動もするので変動する
度に飢えてしまわないシステムも必要。貨幣と物々交換の双方が流通していれば状況
に合わせて豊かさを創る手段を使い分けることができます。