ちょっと質問者がいらっしゃらないようなので、解説を。

【問題】
>>52

【解説】
「らてらて国」では、死刑の方法は監獄で食事を与えず餓死させることであった。
そこで、王女は死刑囚たちの飢えと渇きを癒すため、
監獄で彼らに自らの母乳を飲ませて回り、その様子を看守に見せた。

そして、囚人たちに毎日のように授乳する王女の姿に心を動かされた看守が、
王女が自分の身を以て死刑囚を助命する覚悟があることを王族や貴族たちに訴え、
驚愕した王族や貴族たちは王女に死刑囚へ乳房を差し出すのをやめさせようとしたものの、
逆に王女が引き下がらず死刑をやめるよう要求したためしぶしぶ死刑を廃止したのである。


原作:絵画『ローマの慈愛』

その絵画では死刑になった父親とその娘の話です。