しかも、や。

この画面の中で人々が意思疎通を図っとるらしい。
信じられん、魔法としか思えん。

その認識の状態で、今度は目の前にあるペンやノート、他にも君の目の前にある物を見てほしい。(何度もすまんが、ゆっくり読んでな。)

凝視してほしい。
じーっと見つめて構わんわ。
これも今、君が初めて見た物や。
気になってしゃーない。

かなり謎やな。なんやこれ、っちゅー話や。意味分からん。
何のために使うんやこれ?

んで、一度触ってみてほしい。(ゆっくりでええからガチで試してみてな)
触ってみると心地悪い気はしない。
ペンだったら色んな角度から眺めて、ボタンがあれば押してみて。
匂い嗅げるんだったら嗅いでみて。

それでも相変わらずどうやって使うか分からん。

そうして、周りの物や、人、乗り物、食べ物、飲み物…君は今、全て初めて目にした。

恐ろしいほどに素晴らしく出来とるわな。

これ、誰が作ったんや、って。

ほんで、もう一度、今君の目の前にある機械見てほしいんやけど、やっぱり初めて見るから、どうやって使っていいか分からん。