>>687
思考が物質化するというより、【五感+思考=物質的現実】ですね。以下に書くことは本当はもっとややこしい話なのですが、単純化して説明します。

物質的現実K : 俺は今、公園でブランコに乗っている。
俺の今の五感+思考という体験L : 俺は今、サイゼリヤでミラノ風ドリアを食べている。

とします。いまLを体験している俺が、「体験Lが物質的に本物かどうか」疑い、なんらかの精密装置でLの物理データを測定したとします。そして俺は物理データの測定結果を目で見て(五感で知覚して)、知る(思考する)ことになります。
つまり、データを測定すること自体が、五感+思考の範囲内にあります。要するに【物質的次元の外側の視点がない限り、自分の体験が物質的に本物かどうかという疑問に答えられない】わけです。

ところで、テクノロジーがもう少し進歩すると非物質的情報にアクセスしたり、非物質的存在に干渉することが出来るようになるのですが、それも考慮すると話が複雑になるから、今はそれは考慮しません。
そしてそのようなテクノロジーを使ったとしても、それによって得られた情報を物質的次元の存在が五感と思考で知覚する限り、結局は同じ話の繰り返しです。
自分自身が実際に高次元の知覚能力をもつまでは、
五感+思考という体験がすべてであり、それが本物がどうかという疑問はナンセンスなわけです。

自分の物質的現実を変えたときに、それがどのように他人の現実に反映されるかについては、また今度書くと思います。
他の人からの質問にまだ答えていませんが、もうしばらくお待ち下さい。