私を含む友達が呪われました。
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私は少しやりすぎたかなとエヌ子をいじっていたアール子たちに言いましたが、
アール子が「そんなことないよw」
と笑いながら言い、皆もエヌ子が来なくて清々したと言っていました。
そんな明るい空気に飲まれ、私はあまり気にしないことにしました。
その後、何事もなく志望通りの高校へ入学することができ、入学後も
普通に学校生活を送ることができました。 時は過ぎて、私が会社の事務で働き始めた頃の事です。
帰宅時にマンションのポストにはがきが目に付きました。
手に取ってみると中学の同窓会の案内状でした。
私はあの頃のことを懐かしく思い、もう一度友達の顔が見たくなったので
出席に丸をしてはがきを返信しました。
同窓会当日、はがきに書かれていた場所に行き会場に入ると不思議に思いました。
思ってたより人がいなかったからです。 普通同窓会となれば人が集まるものだと思っていただけに驚きました。
司会の人にきくと、仕事や個人的な事情で欠席している人が多いとのこと。
会場にはあまり話したことがない人しかいなかったので寂しく会場をぶらぶらしていると、
「あっ久しぶり。」と声が聞こえました。振り返ると、アール子と中学二年生の時の友達が1人居ました。
私は顔馴染みのある友達に再開することができたことで安心して、
お互いの近況を話し合いました。アール子は大学卒業後、アパレル会社に
就職し既に結婚を前提とした付き合いをしている彼氏がいて、
元同級生の友達も、自営業の経営が
軌道に乗って経済的に余裕ができたと言っていたのでここにいる
私の友達はうまくやってるんだなと羨ましく思うと同時に幸せになってよかったと
嬉しく思いました。 しばらく懐かしい中学校の思い出について語り合っていましたが、元同級生の友達
(エル子とする)が何か話そうとしましたが、気まずそうな顔をして黙ってしまいました。
私がどうしたの?と聞くと、エル子が「エヌ子っておぼえてる?」と聞いてきたのです。
彼女がそれを言うまで私はエヌ子の事は記憶の片隅にもありませんでした。
他の友達も私と同じようです。
少しの間沈黙が続きましたが、「あいつの事なんか知らないよ。」
とアール子が嫌そうに言うと、私は強引に別の話をしてエヌ子の話題を流そうとしましたが、
「あいつなら自殺したよ。」と男性がいきなり私たちの会話に割って入って来たのです。 誰だろうと思い、男性の顔を見るとケー君でした。
私が中学生時代に一方的に慕っていた男子です。ケー君は私達の動揺を無視するかのように
話を続けました。彼の話によると、エヌ子は中学校を卒業した後、高校でも中学校でのトラウマ
で不登校となり、そのまま中退。
そして、一年ほど前に手首を切って自害したそうです。なぜ彼がここまで知っているのか
分かりませんでしたが、次の彼の発言で私の疑問は吹っ飛んでしまいました。
「お前らだろ?エヌ子の事、かげでいじめてたの...。」 周りの時間が止まったように感じました。エヌ子の弄りの事は先生はおろか
私達(エヌ子のいじりに加担していた者)意外にもばれないように徹底していたはず。
アール子が「何のことよ?会っていきなり言いがかりをするとか最低。」とエヌ子の弄りは
なかったと訴えましたが、彼には通用しませんでした。
なんと彼はエヌ子の父親と遠い親戚らしく、どういう訳かエヌ子は私たちの弄りの事を彼に
チクっていたそうです。私達が愕然としていると、彼が「気をつけろよ。まあ、自業自得だけど。」
と不敵な笑みを浮かべ、同窓会の会場から去って行きました。 彼が去ってからエル子が「やっぱり。」と呟き、顔を青くしました。
アール子が苛立ちながらエル子に「は?どういう意味よ。」と聞くと、
「最近、やたらとエヌ子の夢を見るの。夢の中のエヌ子は、こっちを見てるの。ずっと...。
だから、エヌ子が私たちの事を恨んで化けて出てきたんだと思ってた。」
と震えた声でいいました。 それからの同窓会は最悪でした。とてもじゃありませんが楽しめる雰囲気ではありません。
取り敢えず同窓会が終わり、各自そのまま現地解散となりました。
私は友達と別れを告げ、そのまま帰宅しました。 マンションに着くと自室のベッドに入り、エヌ子の事を思い返しました。
エヌ子への弄りに特別後ろめたい気持ちはありませんでしたが、私の好きだったワイ君
にエヌ子への弄りがばれてしまった事、ワイ君が去り際に行った「気をつけろよ。」の言葉に
何とも言えない重い物を感じ、その言葉の意味を考えていると急に電話が鳴りました。
驚き、慌てて電話を手に取ると、相手はエル子からでした。
エル子は泣いていて、「どうしたの、大丈夫?」と声をかけるとエル子は「ごめんね。いきなり電話して。」と謝りながら、
はぽつぽつと話し始めました。 エル子の話はこうでした。
彼女が同窓会の帰りに電車の中で居眠りをしている際、
またエヌ子が夢に出てきたそうなんです。すぐにエル子はこれが夢だと気づきました。
彼女はすぐに夢から覚めろと念じたのですが、それも叶わず夢は覚めません。
彼女が焦っていると、エヌ子がボソボソと何かをぼやき始めたそうです。
最初は何も聞き取れませんでしたが、徐々にその声は大きくなりエヌ子がぼやいている
言葉が分かると、彼女は夢から覚める事が出来ました。
彼女は怖くなって急いで家に帰り、こうやって私にこの悪夢の内容を聞いてもらう
事で恐怖を和らげようとしたそうです。 私は話の一部始終を聞き終えると、エヌ子が何を言っていたのか気になったので
彼女に訊ねました。
ですが、彼女はただただ泣くばかりで何も答えません。
私は彼女をなだめるために、「どうしたの?」と言った時です。
ざざっと電話のノイズがひどくなり、彼女の泣き声が鈍くなりました。
電話の回線に問題が生じたのかと思い、電話線を確認しましたが特に何もなく、いたって
正常でした。私があたふたしているとノイズの音がさらに大きくなり、彼女の声が
かき消されてしまいました。
私は気味が悪くなり電話を切りました。
その後に折り返し電話をかけようかと思いましたが、先ほどの奇怪な出来事ですっかり怯えてしまい
その気力が残りませんでした。 明日に備えて寝ることにしました。
この夜、私は夢を見ました。
夢の中では女性がこちらを見つめていました。
彼女は私の方へゆっくりと歩み寄ってきます。
ボソボソとつぶやきながら...。
彼女が私の眼前まで近づくと彼女が何を言っていたのかやっと理解できました。
「許さない。」
そう言い続けている女性の顔は間違いなくエヌ子の顔でした。
醜く、重い声で確かにそう言っていました。
その瞬間、夢から覚めることができました。 しばらく恐怖で震えていた私はエル子のことを思い出し、急いで彼女の無事を確認しようと
折り返し電話をしました。ですが、いくら待っても彼女は電話に出ませんでした。
段々と心配になってきたのですが、私自身さっきのの夢で疲弊していたので
電話を切ってそのまま仕事へ向かいました。
そこから一週間ほどたった時の事でした。 私のもとに一本の電話が来ました。
アール子からでした。
彼女は取り乱している様で何を言っているかわかりませんでした。
「落ち着いてよ。」と彼女を慰めると、アール子はごちゃごちゃと聞き取れない言葉で私に訴えかけました。
「分からないから、落ち着いて言ってよ。」と言うと、彼女は頭の整理がついたのか
落ち着いた声でこう言いました。
「エル子が自殺した。」 私は頭が真っ白になりました。
何となくイヤな予感はしていたんです。
最後に連絡した時に遭った、怪奇現象ともいえる不可解な出来事。
途切れるエル子の声...。
そして、その後に見た醜いエヌ子の夢。 アール子の話によると、どうやらエル子はマンションの自室で首をつっていたそうです。
家賃の取り立てに来たマンションの大家さんが彼女の部屋のドアが開いている事に気づき、
そのまま部屋に入ると異臭と共に彼女の遺体を発見したそうです。
アール子は丁度エル子に用事があったそうでその過程で彼女の自殺を大家さんから
聞いたのだと話していました。アール子はエル子の自殺にかなり動揺していて
「どうして自殺なんか...、」と泣いていました。
私がもしかしてエヌ子のせいではと呟くと、彼女に「やめてよ!」と怒鳴られ
電話を切られました。 私は軽率な発言をしてしまったことを詫びようと再度折り返し電話を掛けましたが、
着信拒否されているためか電話がつながりませんでした。
その日の夜もエヌ子が夢に出てきました。
相変わらず不細工な顔をぶら下げて私を見つめていました。
私は一生懸命夢から逃れようと覚めるように念じましたが、一向に覚めるどころか
段々と息苦しくなってきました。本当に息苦しく、まるで誰かに首を絞められているかのようでした。
状況が悪化する中、彼女は笑いながらこちらを見ていました。 やっと夢から覚めました。私は首元が気になりそっと手で触れると、ジンジンと痛みました。
もしかしてと思い洗面所に行くと、驚愕しました。
首元に手形がくっきりと残っているのが洗面所の鏡に映っていたのです。
まるで首を絞めるかのようにそのあざはついていました。
前より事態が悪化していることに絶望し、号泣しました。 エヌ子は私たちを狙っている。
何とかして払わないと殺されてしまうと感じた私は、次の日が休日だったこともあり
すぐにネットで有名な霊能者にお祓いを依頼しようとパソコンの電源を付けました。
普段、こういうことに胡散臭さを感じている私ですが、この時だけは藁をもつかむ思いで
お祓いをしてもらおうしました。 ですが、いざやってもらおうとネットで検索して回りましたが、すごく料金が高いうえに
あまり評判がよくないものが多く諦めて、寝ずに一夜を過ごしました。
ちょっとウトウトとしてきたころ、急に電話の着信音が鳴りました。
驚いて携帯を手に取り確認すると、アール子からの電話でした。
電話の内容は「明日、一緒に神社に行ってエヌ子を祓ってもらおう」というものでした。
突然の事でしたが、先ほどの体験もあったので事情は聞かず誘いに乗ることにしました。 当日、待ち合わせ場所に行くとマスクをしたアール子が立っていました。
最近、風邪でなくてもファッションを目的としてマスクを着用する人が増えていますが
アール子はそんな目的でつけていないようでした。
なぜなら、マスクから大きな異常に大きな吹き出物が少しはみ出ていたからです。
彼女はそれを隠すためにマスクを着けていたに違いありません。 アール子は私の視線がその大きな吹き出物にあると気づいたそうで、
マスクを整えてから元気のない声で言いました。
「同窓会のあと、こんなにおっきなモノができちゃってさ。
皮膚科で見てもらったんだけど良くなるどころか悪化してきて...。」
私はもしかしてと思いエヌ子の夢を見たりしなかったかと彼女に尋ねました。
予想は当たっていて、彼女もあの夢を見てからこの症状に悩まされるようになったそうです。
「エル子にそのことで相談しようと思って...あの子の住んでるマンションに行ったら
警察とかがいっぱい来てて何事かと思ったらあんなことになってさ。」 アール子は私に近況を話すと、神社に行こうと誘った理由を話し始めました。
話の内容をまとめると、エヌ子の夢を見てから彼女は次々と不幸な出来事
に遭っており、それを呪いだと捉えたアール子はお祓いをして呪いを解いてもらおう
としていたとのことで、エヌ子の弄りに加担した私を含める他の同級生にも
お祓いに誘ったそうですが、私以外の人から電波だと受け取られたそうでした。
そのためか私以外の同級生は待ち合わせにおらず、そのまま待ってもしかたないので
二人だけで神社に向かうことにしました。 その目的地に着くと、大きな鳥居の近くに巫女さん?がいました。
アール子がその女性に話しかけると彼女は私たちを中に案内してくれました。
私達は社の離れにある家の様な場所へ到着しました。
玄関に入ると、思っていた通りの初老の男性が座っていました。
その男性は柔らかな雰囲気で私達を部屋にあげてくれました。 こういう場所には初めて行ったので体がこわばりました。
彼は私の緊張に気づいたのか、他愛のない話をして私を安心させてくれました。
そうしているうちに、だんだんと場の空気が温かくなりましたので、
アール子は決心したのか私たちの呪いについて話してくれました。 アール子が話し終えた頃には、さっきまであった彼の笑顔は突き刺さる様な真顔に変わっていました。
私が彼の表情に圧倒されていると、「あの、正直に話していただけませんか?」と言われ、
私はこのお方に私達の呪いの存在を疑われているのではないかと感じ、不快になりました。
アール子も同様にして明からさまな態度を取っています。 無理もないでしょう。
私達は、エヌ子の呪いによって疲弊して救済を求めここまで来たのに...。
彼に私たちの苦悩を否定されてしまったら、冗談抜きで死ぬしかないのです。
不快になって当たり前です。
彼はアール子の態度に屈せず平常な顔で「疑ってません。信じているからこそ聞いているのです。
本当に、一方的にあなた達は呪われているのですか?」といいます。 アール子が彼に語った内容は私達の名誉を保つために若干、脚色していました。
でも、大体が真実に近い内容でしたのでアール子がが彼に話す際、私は訂正をしませんでした。
気まずい雰囲気の中、彼が続けます。
「嘘をついてもらっては困ります。本当に呪いを祓って欲しいと思っているのなら、
正直に明かしてほしいのです。」
アール子は不服そうにしましたが、私はそれを無視して彼にありのままを話しました。
エヌ子に弄りをしたことや、それが原因で自殺したこと。全部を。 私が一通り話し終える頃には、彼は鉛のような顔でこちらを見ていました。
アール子が私の話に付け加える形で、仕方なかったとエヌ子への弄りを正当化しましたが、
宮司さんはそれは遮って私達にかけられた呪いについて説明し始めました。 話の内容をまとめると、
私達にかけられた呪いがとても祓えるようなものではなく、
私達の呪いに対する向き合い方が不十分で、今のままだと呪いを祓う事はおろか
逆に悪化させてしまう事は明確だそうで、要するにどうすることもできないしお金もいらないから
帰って欲しいというモノでした。
余りにもひどい塩対応に、驚きを隠ずにいた私を脇にアール子は宮司さんに怒りをぶつけました。
宮司さんはどんなにひどく罵られても全く動じず、ただただ「帰ってください。」
とだけ言っていました。 私達はお祓いを諦めてそのまま神社を出ました。
帰り際に巫女さん?から気休め程度ですが、とお守りを押し付けられたのがかえって
腹ただしく、アール子と私は帰りの道中でそれを捨てました。
今思えば、私たちが全部悪いのに感情に任せた行動をしてみっともないなと思います。 帰りの車内は完全にお通夜モードで私とアール子は何もいわず、
沈黙のまま帰路につきました。
それから、数日後のことです。
私は相変わらず悪夢に悩まされ続け、睡眠時間も依然と比べて少なくなりました。
そのせいで仕事でも小さなミスを連発し、職場での立場が危うくなりつつありました。 そんな中、突然アール子から連絡が来ました。
神社の件もあり、何事かと嫌な予感がしましたが、それは当たってしまいました。
脳に腫瘍ができたみたいなんです。
悪性の腫瘍で、会社の健康診断で判明したそうです。
そんな兆候はなかったそうで、突然の病気の発生に
アール子はどうしたらよいのかと取り乱していました。
可哀そうに思って「ちゃんと療養したら治るから。」と彼女をなだめていると、
電話の奥の方から微かに笑い声が聞こえてきました。 私は恐怖で固まってしまいました。
その笑い声がアール子のモノではないからです。
突然話すのをやめた私を心配したのかアール子は「大丈夫?」と
様子をうかがっていましたが、しばらくは何も答えられませんでした。
その笑い声が電話の向こうに実在するのか確かめるために耳を澄ませていましたが、
何も聞こえません。 私は不思議に思って「そこに誰か居るの?」
と彼女に聞くと、彼女は「居ない」と返答します。
なんだ、聞き間違いかと安堵しました。
その時です。
○○ちゃん。
と、電話から私の名前が聞こえてたのです。
びっくりした拍子に電話を落としてしまいました。 もうこれ以上電話をする気になれなかった私は、アール子に適当な理由をつけて
電話を切ろうと思い、落ちたそれを拾おうとしました。すると、電話からではなく私の耳元で
○○ちゃん。と囁く声がしました。
エヌ子の声でした。
振り向くと、彼女がいました。
彼女はニタニタと笑いながら私の名前を呼びます。 私は逃げたくて仕方がありませんでしたが、体が動きません。
心臓がバクバクと波打ちます。私は彼女の姿を見ないように目を閉じました。
すると、頭に熱いモノを感じ驚いて目を開けると、エヌ子がいません。
私は手足が動くようになったのを確認すると、強い脱力感が襲いその場でぐったりと
寝そべってしまいました。
結局、アール子からの電話もなくその日が終わりました。 以来、悪夢を見なくなりましたが、代わりに貧血に悩まされるようになりました。
いくら、薬を飲んでも医者に相談しても貧血は治りませんでした。それどころか
ドンドンとひどくなる一方...
ついには職場で倒れて救急車に運ばれる始末。 そこで追い打ちをかけるように、友達のアール子の訃報が届きました。
アール子は癌と懸命に闘っていたそうですが、症状が予想より早く進み
癌告知された1カ月後に亡くなりました。
アール子の葬式に行ったのですが、彼女のご遺体に会わせてくれませんでした。
最後くらい顔を見せてほしいとわがままを言いましたが、彼女の親族に頑として断られました。 次々と起こる不幸に精神をむしばまれた私は事務の仕事を辞め、貯金で生活するようになりました。
ですが、ずっとそんな生活ができるはずもなく自分の貯金も底をつき、住んでいたマンションの
家賃が払えず追い出されてしまい、仕方なく実家に事情を説明してそのまま帰省することにしました。
最初は両親に優しくしてもらっていましたが、いつまでたっても働けない私を厄介者として扱うよう
になりました。 自分の状況が悪化していく中、私は久しぶりにエヌ子の夢を見ました。
夢の中で、エヌ子はこちらを指さしながら笑っていました。
かつて、私が彼女を苦しめたことは事実でそのことについて一生懸命謝っているのに
彼女は私を許そうとせず、逆に私をいじめて楽しんでいる... そんな風に考えるとはらわたが煮えくり返るほどの怒りを覚え、私は
彼女をにらみました。ですが、彼女は私のことを気にせず愉快そうにしていました。
そこで目が覚めてしまい、彼女を殴ることもできず胸糞悪い気分になり
自分が悪いのに彼女の親族やそれに関わった人たちがこの世にのうのうと生きているんだという
どうしようもない憤りを覚えたので、彼女の関係者であったケー君の家に向かいました。 実はアール子とお祓いに行く前、既に私はエヌ子の呪いを解く手掛かりになるかもしれないと
ケー君に連絡を取ろうとしたのですが、高校の時にもらったアドレスや電話番号では
彼と通じることが出来ず、あきらめていました。 ケー君の家は私の家の近くにあったので彼の実家に行くことは容易い事でしたが、
目的地に彼の実家はなく、空き地が広がっていました。 啞然としていると、散歩?していたお婆さんがどうしたのか尋ねてきたので
ケー君に会いたくてここまで来たけど家が無くて驚いていることを伝えると、
お婆さんは「あの人の家族は急に引っ越してどこにいるか分からない。」というではありませんか。
私がいつ引っ越したか聞くと、詳しくは覚えていないそうでしたが2カ月くらい前にはもう
引っ越していたと教えてくれました。 2カ月前は丁度、同窓会があった1週間後。
何か怪しいと思い、その流れで私は両親にケー君の行方について聞いてみましたが、分からないと
一蹴された上に、小言を言われてしまい何も彼の情報を得ることはできませんでした。
興信所や、役所に訊いてみようかとも思いましたがそんな勇気もお金もないので
結局何もわからずじまいです。 ここまで、私を含む同級生が呪われてしまった経緯を書きました。
今でもエヌ子の悪夢は定期的に見ます。
彼女の夢のせいで鬱になったので
精神病院に通いたいと両親に相談しましたが、自分の家からキ●ガイが出ることを
嫌がって、却下されます... どうすればいいの?
どうすれば許してくれるの?
って夢の中で彼女に聞いても笑われるだけです。 じゃないとこのスレをぼくちゃんの植民地にしまーす! 天王クラスになるとプルートに目つけられてるからな! おらさもゆめこさみただよ
えんまさまにくぎょうざいだといわれるゆめこさなあ! だから自分の世界には呪いは無いって言ってりゃ大丈夫さ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています