僕も含め多くの日本人は、GDPが世界2位と言われていたころの記憶を引きずっていると思うけど、
一歩、海外に出てみたら、当時はちょっと遅れている国として見ていたような東南アジアの国々が、
日本のずっと先を行っていることに気付かされたりする。
印象的だったのは10年以上前にアジアを回ったときに比べて、日本語の看板が少なくなったことです。
かつては街の至るところに日本製の家電やブランドの広告がありましたが、企業の広告費も減っているんでしょうね。
当時は、日本企業も世界がお客さんだっただろうし、国内の少ないパイを取り合う必要はそこまで無かったんでしょう。
それが今では、国内の客に嫌われたらビジネスが立ち行かなくなる。
だからスポンサーという立場でも、いろいろなことをコントロールしたくなり、悪循環になっていってしまう。
すべてが経済だなと思いました。