―――――――“琉球の【決戦戦略兵器】”が離脱を開始!!!

「何?!」
 日本戦略軍が軍戦略部に速やかに総力投入を開始。
NATOの“ツケ”であった。日本戦略軍は以前として北米大陸軍に依存し
その大陸軍の“肉壁”として、諸同盟国と同じ運命を辿っていた

 そして、“国連軍”、それも正式な国連軍として、常備軍が開設される事になる。
NATO軍、EU軍、そして、ロシアの諸勢力圏内の国々及び、中国圏内の国軍全てが
この【“少女決戦機-G.A.I.A.-”】の迎撃に向かう

 元は、“サンヘドリン”と呼ばれ、現行において、“ファイブアイズ”と呼ばれる北米を中心とした
諜報機関群において、その前身であった、“【組合-ギルド-】”
その頂上の意思決定機関であったそれは、今尚、その北米社会ヒエラルキーの頂上に存在し
WASPとして位置づけられたそれらを“建国者”及び

その“革命会社”として機能し続け、北米建国以前からそれはあった。
 が、時として、瞬時に【日本内陸部】、“守屋山”を軸とした勢力は
それを現した。

 それは、かの、徳川帝国を支え、その諜報戦において最強の情報戦を仕掛け
かの海外列強たる欧州海軍力に対しその外交戦術さえも
支え、その姿こそ、今も尚、長野-旧名“信濃”に在する

 その、内陸には、治外法権が設定される、“神妖”が住まう世界がそこには存在していたのである。
そんな、諜報勢力の根源たる、集合のその最長上の“巫女”が
あろうことか、同盟締結直前に瞬時に、そのサンヘドリンとされる委員会制意志決定機関の構成員全員を殲滅。

 更に、内陸に日本連邦国の首都を法定、また“事実的に”それを映すべく
関東での殺戮、核攻撃を先行。まさに、かの【明治維新】において、アングロサクソン側の革命会社の
それであった。