・体感的なことなのだが、いろいろな気づきを得て俯瞰視点をどんどん拡張していくにつれて、思いやり、優しさ、愛情etc…などといった世間一般でいう上向きの感情が強くはっきりしていくように感じられる。
ここで面白いのが、上向きの感情が強くはっきりしていくにつれて、いままで意識したこともないような深い邪気、狂気、怨嗟etc…のような下向きの感情も強くはっきり認識できるようになってきたことだ。
イメージとしては、至近距離で見ていた陰陽太極図の視認範囲がだんだんと広がっていき、最終的に俯瞰視点で全体図を確認できるようになるといったところだろうか。
まあ、ぶっちゃけダークサイドの感情が自分にも存在していたと理解したってだけで、無理やりフォーカスでもしない限りはそういった感情にならないと理解できるし、特段気にしてはいないが。
俯瞰視点によって一度理解した感情であれば、フォーカスすることで意識的にその感情へ染まることもできるし、帰り道が分かるから逆にすぐ戻ってくる(感情をニュートラルにする)こともできる。
しかし、まだ俯瞰視点で確認できていない部分の感情へ先に囚われてしまった場合、帰り道が分からず迷子になってしまう。
こう考えると、制御できない激情に飲まれてしまったときの深呼吸や瞑想などはとても有効であると実感できますね。