アニメキャラの献血ポスターが話題になってるけど、個人的に献血ポスターのおかげで後味悪い思いした

「はたらく細胞」という、体内の細胞を擬人化した漫画とそれをもとにしたアニメがあって、騒ぎになったアニメと同様、過去に献血ポスターとコラボしていた。
あるポスターの内容はというと、血小板(小さな女の子)が「献血、いっしょに行こうよ!」と赤血球(若い女の人)と白血球(若い男の人)を
腕を組んで誘っている内容。
はたらく細胞のアニメ最終話では、出血性ショックで細胞たちのいる体の持ち主が死にかけていた時、輸血によって助かって
ハッピーエンドになってるからコラボ先としてはピッタリ。
のはずだが、よくよく考えてみると赤血球と血小板は輸血に使われるが、白血球は他人の体内に入ってしまうとその体を攻撃してしまうということであらかじめ除去される。
「はたらく細胞」では赤血球と白血球は恋人のように描かれていて、血小板は2人を親しいお姉さんやお兄さんとして慕っているのだが、
そんなお兄さんを善意でとはいえ、笑顔で殺しにかかっているような気がして怖くなった。

ついでにアニメ最終話の輸血の話も、やってきた他人由来の赤血球が「見慣れないとこだけどみんなで働こう!」と頑張っていたが
その赤血球の仲間の白血球たちは献血の際に除去されたんだと思うとあまりハッピーな感じがしなくなった。