"母の人”頑張れ!
重荷が多すぎたのは確かだよ。疲れもたまっていると思うよ。
死んだと思っていた母が帰宅したら、じゃあ葬式出したのは別人だったということだよ。
親戚の誰かの葬式を、母の葬式だと記憶したのじゃないか?。
「母は亡くなった」と父自身もそう思いこんだのかもしれないし、そうやって区切りがつくことで、子供たちの精神状態を救えると思ったのかもしれない。
書類は葬儀屋が代行することもあるし、葬式は戒名だし。母はその後いなくなるし。
疲れきった3人が、そう思い込んで、前に進もうとしたのじゃないか?
だとしたら、自分も、誰も責める必要もないよ。




書類は葬儀屋が代行することもあるし、戒名になっていれば無理もない。
認知症の祖母、病んでいる母、おそらく優しいけど、子供への虐待を止められなかった父、
傷を負ってるはずの弟・・・そのうち、ひとつだけでも