爺さんは多分、松本智津夫そのものズバリを救世主扱いはしてないと思う。
松本には地元で有名な兄弟が居る。
或はその兄弟の外見が智津夫に似ていたのかも知れない。
教団の流した嘘かも知れんがその人が実は本物では?との噂がある。
カイロプラクティックでヒーリングを施し人々を癒したらしいが例のサリン事件で廃業してからはどうなったか知らない。
敵味方の区別をしないと言うのは自分の負の部分(カルマ)を背負って産まれて来てしまった弟、つまりアンチキリストや第六天魔王の様な破壊神としての属性を持って産まれて来てしまった智津夫を兄弟の愛故に殺す事が出来なかったという事なんじゃないかな?
神と悪魔は対で産まれて来ると聞くし。
悪魔に救世主としての自分の役割を無理矢理譲ったという事なのかも知れない。
だが生来のサイコパスであった智津夫は救世主の力を巧く使いこなせず、兄の方も全力で弟をガイドし救おうとするが水と油の力故に失敗してしまったという事だろうか。
或は神界と魔界がこの人類の前代未聞の試みに狼狽し妨害したのかも知れない。
そこまで見抜き爺さんはなんて人だ!と感じたのかも知れない。