夏休みも終わり、最後に酷い冗談をいわれたと思いながら過ごしていた。
まだお姉さんは女の人だと思っていた俺は、また会いたいと思いながら、休みになると山小屋にいった。
でも、お姉さんがくることはなかった。
そして最後の日から1か月ほどったたころ家に宅配が届いた。
差出人は「貞子」、中身はビデオだった。
たまたま家に一人だった自分はすぐにビデオを見ていた。
ビデオはやはりあの日のビデオだった。
お姉さんの顔はうつっていないけど、自分の顔が少しうるつと、すぐに結合部の映像になった。
映像で、お姉さんの股間についているものが鮮明に映しだされていた。
映像をみて絶望感が俺をおおいつくしていると、最後に
”既に呪われている”
と書かれた紙がうつされてビデオは終わった。
見終わたあとに、本当に呪われた感覚を感じた。

それから何日かして異変が起き始めた。
からだにぽつぽつとしたものができ始めた。
まるで体中を蚊にくわれたかのような跡だった。
次に舌が白いもので覆われ始め、発熱や咳が出始め、本当の呪われたのではないかと思い始めた。
俺の異変に気が付いた母親が、俺を病院につれていった。
俺は貞子からHIVをうつされていた。