>>366
スレ主殿に問いたいことがある。
日本書紀本文は葦原中国の平定と天孫降臨神話(いわゆる国譲り神話)で
皇室の祖神を太陽神で女のアマテラスではなく造化三神の一人で
男と思われるタカミムスヒで、この神が神々に命じて葦原中国の良くない神々
を誅滅させて女系の孫のニニギを降臨させたと書いてある。
本文の神話ではアマテラスはニニギの男系の祖母であること以外何も書かれて
いない。つまり日本書紀本文はアマテラスに皇祖としての役割を与えていない。
(ところが、すぐ隣の、天壌無窮の神勅で有名な第一の一書の異伝では、タカミ
ムスヒの存在が無視され、アマテラスが天孫降臨神話の主役で皇祖になっている。)

神武天皇は苦戦したときタカミムスヒとアマテラスの両方から助けられているよう
だし、高天原の最高神はもとから高天原にいたタカミムスヒなのか、イザナギが神産みの
過程でツクヨミと並んで天を照らすよう命じたアマテラスなのか曖昧に感じるが、

イエスを太陽の神であるアマテラスやニギハヤヒに結び付けなくても、天地万物を産みだす力を意味する
「ムスヒ」を含むタカミムスヒやカムミムスヒに結び付けてもいいんじゃないかと思うが
あなたはそう考えたことはなかったのか?