集団いじめで児童が骨折 学校側が放置 大阪・吹田市
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_2159.html
大阪府吹田市の小学校で児童がいじめを受け、骨折などの被害に遭ったのに、学校側が放置していたことがわかりました。

吹田市教育委員会によりますと、市内の小学校に通う5年生の児童は、約1年半にわたり、5人の同級生から足で蹴られたり傘で叩かれたりするいじめを受けました。
その結果、児童は左足を骨折した他、心理的なストレスが原因の視力障害になったということです。
児童は、学校側がいじめの早期発見を目的に毎年実施しているアンケートに「けられた。なぐられた」などと記載。
しかし、当時の担任教師は児童から話を聞かず、他の教員や保護者とも情報を共有していなかったということです。
さらに、アンケートの一部は保管期限内に破棄されていて、市教委は「アンケートの意義の周知が足りなかった」とコメントしています。