「正気の沙汰ではない」「日韓は低レベルの経済戦争に引き込まれている」米紙、日韓の紛争を批判

低レベルの経済戦争

 「日本と韓国は低レベルの経済戦争に引き込まれている」

という見出しで、日本が韓国との貿易関係を武器にしていることを問題視したのは、8月1日付けワシントン・ポスト電子版だ。
この記事は、韓国企業に対して軍事用の商品の輸出を厳格化する日本の措置を例にあげ、サプライ・チェーンを通した相互依存関係が、相手国を威圧して政治的優位を得るために利用されている状況が今世界で起きていると指摘している。

 また、「日本と韓国の争いは貿易ではなく、政治をめぐって起きている」と主張しており、記事内では、

「両国の争いは、日本の韓国に対する歴史的態度をめぐって、両国が長年一致しない考えを持っていることに端を発する。
化学製品の輸出制限は、安全保障上正当であると言われているが、一般的には、判決(韓国大法院(最高裁)が元徴用工らへの賠償を日本企業に命じた判決)に対する報復であると考えられている」

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20190809-00137638/
と争いの原因を徴用工問題などの歴史問題に見出している。