「夜半に嵐のどっと吹く、どうすることもなくなくに、手足縛られ縄付けて、神の御子等を連れ去られ、後には老人不具者のみ、女子供もひと時は、神の御子たる人々は、悉々暗い臭い屋に、暮らさなならん時来るぞ、
宮は潰され御文皆、火にかけられて灰となる、この世の終り近づきぬ」