人生というのは一つの夢のようなもので、
人間は自我の催眠にかかってるので、世界の中を自分という人間が動き回ってて
自分はその司令塔のように感じてるけど、真実は意識の中に仮想世界が現れて、
その中に現れた人間としての仮の自己に真の自己である霊魂が同化してるだけ。

この世界の全ての動きは因縁生起によって定められたとおりに現れるのであって、
ほんとうは個人は行為者ではない、誰一人この世界の動きに介入してない。
人生に起こるすべての出来事は、深相意識にある過去の行為のデータを使って作り出される。
どういうふうに作り出されるかも高次の視点ではすべて決まってるので、
予知夢とかデジャブとかも実際に起こる。 
自我を極力おさえてハートに根ざした道理に適った行為をし、心を浄化すれば、
死んだときに輪廻を卒業できる。(生きてる間に自我の催眠が解けて悟りを開く人もごく稀にいる)
これが全人類のゴールであり、絶対に失われない、時間と空間を超えた絶対の境地。