子供の頃に近所にいたお姉さんの事を。
小学校あがる前まで2DKの平屋借家が8軒並んだところに住んでいた。
斜め向かいにいたお姉さんは一人暮らし、後々知ったがヤクザ屋さんのお妾さんだったとか。
普段私が思い出せるのは、我が家の斜め向かいの家だった事、小鼻の形が芸能人みたいに綺麗だった事、親に禁じられていた合成着色料であろう水色の飴玉を時々もらって食べていた事くらいなんだ。
なんだけど、なぜか突然生々しくぶつ切りの思い出が蘇る。

・合格厳しい難関校を受けるか、無難な安パイ高校受けるか最後の選択のときに突然4歳くらいの時に親が見当たらなくて泣いてたら「上(借家の隣の小山の畑)にいってみー」と言われた情景を思い出す
→だからというわけじゃないけど難関校受けたらうっかり受かった

・寮生活中に別の学科の子が馴れ馴れしくしてきた時に、突然庭のブロックの上にお小遣いを置きっぱなしにしてたのを「盗まれるよ!」と注意された情景を思い出す
→嫌な感じがして親しくしないようにしてたら寮内泥棒でその子が退学

・土地を買う時にほぼ同条件の2カ所で悩んでたら、片方に行った時だけ「どっちの手にあーるーか?!」って私がやったら「こっち!絶対こっち!」ってお姉さんが絶対当ててきてなんでーってなったのを思い出す。
→こっち、の方に決めて家を建ててる最中に、買わなかった一方の土地で建築中の家が某落下物で破損。現場検証や賠償問題で超ゴタゴタ

・1年付き合った男性と結婚話が出た時に早いなと思いつつちょっと浮かれてたら、一緒に火サス観ててお姉さんが「この人!絶対財産目当てよ!犯人よ!」と激しく主張(因みにそのドラマの犯人は女性)してて大人気ないなぁと思ったのを思い出す
→彼の借金発覚、結婚したら私の土地と建物を差し出す計画だったことがわかり破談に。10年ほどのちに詐欺だか下着ドロだかで捕まったらしい

続きます