土佐の友人の家は油問屋を営んでいたんですよ、江戸時代を通して。
「なぜ油か?」というのはおそらく、
元親、親貞兄弟のお母上が美濃斎藤氏の
斎藤利三の妹君である、
ということと深く関わってくると私は考えています。
だから春日局とは従兄弟どうし、ということになります。
このことが大変重要です。
そして土佐城下の播磨屋橋にその屋敷がありました。
よさこいに
「土佐の高知の播磨屋で〜♪」
と唄われる一節は友人の実家のことだそうです。
そしてそのお隣が、坂本竜馬の才谷屋です。
坂本家と友人の家とは昵懇の間柄で、
海援隊は、播磨屋橋の友人の家で結成されたということです。
この「坂本家」というのが、また「ミソ」である、と私は思っています。
友人の家には、明智光秀から賜ったという刀があります。
坂本氏は美濃明智の一族です。
そしてこれが、上述した「なぜ油問屋か?」ということに繋がって来ます。