ちょっと待てよ

伊勢津比古命と伊勢津比売命は伊和都比売命の子孫

ということは
伊和都比売命とは
『倭姫命世紀』
に記される建比良鳥命の后・大水神(おみづぬ)
のことなのか?

この建比良鳥命と大水神との間にお生まれになったのが、
伊佐我命(千家・北嶋両家の祖)と、
伊勢都比古命(武蔵国造氏、相武国造氏、海上国造氏、土師氏の祖)。

大水神とは、祓戸四柱の神の第一柱目と同神とも、第二柱目と同神とも言われる。

あるいは、出雲の国引き神話に登場する
八束水臣津野(やつかみずおみつの)命と同神という説もある。

さらに想像を逞しくすれば、その
八束水臣津野命と、祓戸四柱神の第一柱目か二柱目のどちらかが異名同体、とも考えられる。

とくに、第二柱目は
速開津比売(速秋津比売)命なので、
>>359で述べた
「あきつ」が名に入るではないか!